marinaさんの素顔に迫ります!

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 先日、新宿駅前での発売記念イベントで注目を集めたPlayStation 3専用ソフト『解放少女 SIN』。ニンテンドー3DS用オムニバスゲーム『GUILD01』収録のシューティングゲーム『解放少女』の続編となる今作は、『STEINS;GATE』などを手がけたことでも有名なアドベンチャーゲームの名手・5pb.がプラネットGとの共同開発で生み出したアドベンチャーゲームとなっています。

 そんな『解放少女 SIN』のオープニングテーマ「キミはもう、ヒトリじゃない」を歌うのは、ゲーソン界新進気鋭の歌姫・marinaさん。テレビアニメ『Angel Beats!』の劇中バンド「Girls Dead Monster」でアーティストのLiSAさんと共に注目を集め、その後も精力的に音楽活動を行っている彼女ですが、実はその素顔はまだあまり知られていませんよね。

 今回「おたぽる」では、marinaさんに直撃インタビューを実施! ニューシングル「キミはもう、ヒトリじゃない」についてはもちろんのこと、謎多きmarinaさんの本質にぐぐっと迫ってきました!

 CD発売にあたって、「前作に引き続き、今回もいいご縁をいただきました! ラッキー♪」と今の正直な気持ちを語ってくれたmarinaさん。そのサバサバしたキャラクター、異性にも同性にもモテそうです!

『解放少女 SIN』のオープニングテーマ「キミはもう、ヒトリじゃない」については「パワフルなデジタルロック。特にサビの歌詞が作品の雰囲気を伝えています」(marinaさん)。味のあるイントロから静かに歌い出し、徐々に盛り上げてサビで弾ける1曲に仕上がっています。作詞作曲を担当したのは、MAGES.の代表取締役社長でもある志倉千代丸さん。メロディにも歌詞にも千代丸ワールドが広がっていますね! 志倉さんには「歌うの難しかったでしょ」と言われたというmarinaさんですが、「楽しかったです!」と答えたそう。大物ですね......!

 そしてカップリングに収録されている「泡沫ノ花」は、PSP&PS3ソフト『花咲くまにまに』のEDテーマ。こちらは「キミはもう、ヒトリじゃない」とは打って変わってしっとりとしたバラードに仕上がっています。いとうかなこさんが歌うオープニングテーマ「悠久ノ空咲ク花」とは対照的に、男性目線の歌詞になっているというこの曲。marinaさんご自身は女性ですが、「脳みそは男性なので、歌詞を理解しやすかったです」とのこと。そして、「こういう風に思われる女性は幸せだなって思います」とmarinaさん。確かに、「僕の全てを君に捧ぐ」なんて、言われてみたいですね! 加えて、「恋人だけでなく、家族も思い浮かべられる曲に仕上がりました」と語ってくれました。

 この「泡沫ノ花」は『花咲くまにまに』のエンディングの中でも、なかなか辿り着くことのできないTrue Endで流れるそう。marinaさんも『花まに』絶賛プレイ中だそうですが、初めて乙女ゲームをプレイしたため、まだまだ模索中だそうです。「実はアニメにもゲームにもまったく触れずに生きてきたんです」というmarinaさん。ええっ! じゃあ、なぜこの業界に......?

「宮崎から上京して、専門学校の特待生として音楽を学んだ後、わけもわからず受けたオーディションが、アニメ『Angel Beats!』のオーディションだったんです。その後、ボカロPのDECO*27さんから『一緒にやろう』と誘われて、アルバムに参加したり......。でも、それまでニコニコ動画なんて見たことなくて。初音ミクももちろん聴いたことがありませんでした。ずっと洋楽しか聴いていなかったし、歌っていたのも洋楽だったんです」(marinaさん)

 上京する前、実は保母さんになるための大学に受かっていたというmarinaさん。オーディションでグランプリを受賞し、専門学校の特待生として誘われた際、「音楽がやりたかったというよりは、いろいろな人の価値観を知りたくて、東京に行くことを選んだ」のだといいます。

 その後、未知の世界だったこの業界へ。それでも、アニソンだから、ゲーソンだからという意識は、marinaさんにはあまりないそう。

「アニソンだからとか、ゲーソンだからとか、ほとんど考えません。メロディと歌詞があって、それを私が歌うということに違いはないので。難しいとも思いませんし。とにかく純粋に、"届く"ものを作れたらいいなって思います」(marinaさん)

 そんな彼女に、アニソン・ゲーソンアーティストと呼ばれる歌い手が増えてきた現状について、どう思うか聞いてみました。

「(こういう状況も)いいんじゃないかなって思います。仲良くしているLiSAも、アニソン界と言われる業界の中で、自らのスタイルを確立している。そういうのを見ていると、"同じ"じゃないアニソンがたくさん増えればいいのかなって。それに、私の中ではアニソンもゲーソンも、ボカロもJ-POPも、すべてフラットにしたい。境目をなくしたいです」(marinaさん)

 そんなmarinaさんが目標としているアーティストは、アメリカの女性シンガーソングライター、キャロル・キングだそう。

「高校生の時に初めてキャロル・キングを聴いた時は、耳も慣れていないしよくわからなかった。でも、20歳を過ぎてから、キャロル・キングのライブを観る機会があって。これまで聴いていたCDのジャケットの写真は若い頃のものだし、もちろん声も若い。でも、ライブに現れたキャロル・キングは60歳過ぎていて、手もしわしわで......それでもピアノを弾いて、歌っていたんです。その時にすごく感動したんですね。おばあちゃんになっても歌えるってすごいなって」(marinaさん)

 2歳からピアノを始め、作詞作曲もしながら歌い続けてきたmarinaさん。音楽が好き──その想いだけは、常に変わらなかったといいます。

「これからも縛られずに、好きなように生きていきます。普通の生活への憧れもないし。結婚は、したいときにすると思います。それでも、音楽をやめる気はありません。結婚や、失恋や、人との別れ......そういうひとりの人間の人生に影響することを、声に出して歌いたい。すべてを歌に活かしたいです。そしておばあちゃんになっても歌い続けたい」

 12月6日には新宿のタワーレコードでインストアイベントも開催する彼女。「とにかく楽しくやりたいですね! すべての作品にいろいろな人が関わって、支えられてここまで来たけれど、やっぱりお客さんがいなければだめだと思うので、お客さんを前にするのがすごく楽しみです」と意気込み十分。

 最後に、marinaさんからメッセージをいただきました。

「ゲームをプレイした人にも、していない人にも、聴いていただければ"届く"ものになっています。あなたの思いを重ねて聴いてほしいです」(marinaさん)
(写真・文/福島槙子)

■『キミはもう、ヒトリじゃない』
歌:marina
発売日:2013年12月4日(水)
品番:FVCG-1272
価格:1260円(税込)
発売元:5pb.
販売元:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー

marina
2月7日生、宮崎県出身。2010年、アニメ『Angel Beats!』の劇中バンド"Girls Dead Monster"にて「Crow Song」の歌唱を担当。以降、DECO*27 「愛迷エレジー」「ラブカレンダー」、sasakure.UK「幻実アイソーポス」、スパイク・チュンソフト『CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!』、レベルファイブ『GUILD01/解放少女』、GOKIGEN SOUND『満タンで行こう!!』などにボーカルとして参加。 2013年5月、ファーストソロシングル「キミ〜ツナグ」をリリースした。
■marinaオフィシャルサイト
http://nakamuramarina.net/

■marinaミニライブ&サイン会(ミニライブ観覧フリー)
日にち:2013年12月6日(金)
開演:19:00
会場:タワーレコード新宿店 7F
内容:ミニライブ&サイン会
参加方法:ご予約者優先で、タワーレコード新宿店にて、「キミはもう、ヒトリじゃない」<FVCG-1272/税込1260円>を購入頂いたお客様に、先着で整理番号付イベント参加券を差し上げます。 整理番号付イベント参加券をお持ちの方は、ミニライブ終了後、サイン会にご参加いただけます。 ※サインはCDにいたしますので、イベント当日はお買い上げいただいたCDを忘れずにお持ちください。
http://tower.jp/store/event/2013/130002/055120619