文: 編集部

20世紀の最もセクシーな女性として、当時新たなセンシュアリティのアイコンだったMarilyn Monroe (マリリン モンロー)。彼女が本当に好きな香りだったと言われているのが、20世紀を代表するアイコン的なフレグランス「CHANEL N°5 (シャネル N°5)」だ。1952年8月7日に発売された『LIFE (ライフ)』誌の取材中に彼女が語った「眠るときにはシャネル N°5を数滴」という発言は世界を揺さぶり、伝説となっている。


© Bob Beerman

そして今回、シャネル社がMarilyn Monroeに関する文献を追っていたところ、未発表の録音を発見した。1960年に当時『Marie Claire (マリ・クレール)』誌の編集長を務めていたGeorges Belmont (ジョルジュ ベルモン) が、映画『Let's Make Love (恋をしましょう)』の主演女優だった彼女をインタビューした音源だ。インタビューが佳境に入ると、彼女は次のように語りはじめている。「そう、記者たちにいろいろ聞かれたんです。たとえば、“ベッド では何を 着ていますか? パジャマ? ナイドガウン?” だから、私はシャネル N°5と答えました。だって、本当のことだから... それに “ヌード” とは言いたくなかった。でも真実なんです!」


© Philippe Halsman / Magnum Photos


Photo Ed Feingersh © Michael Ochs Archives / Getty Images

彼女のこの告白、そしてN°5のボトルを持つ彼女を撮り下ろしたEd Feingersh (エド フィンガーシュ) の写真によって、シャネル N°5はタイムレスな女性の香りとしての地位を確立。1921年に、「私は、女性の香りがする女性のための香りを作りたい」と語ったGabrielle Chanel (通称 ココ シャネル) の願いが体現された瞬間でもあった。