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 12月3日に行われたボクシング3大世界タイトルマッチのメーンイベント、亀田大毅(IBF王者=亀田)vsリボリオ・ソリス(WBA王者=ベネズエラ)のIBF&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦は、大毅が1-2の判定で敗れた。

 ところが、前日のルールミーティングで確認された事項を、IBF立会人が試合直後に翻し、「負けても亀田の防衛」として、物議をかもした。

 同3大タイトルマッチはTBSが午後7時から生中継したが、その視聴率が判明した。トップで放送された王者=高山勝成(仲里)vs挑戦者=同級6位=ビルヒリオ・シルバノ(フィリピン)のIBF世界ミニマム級タイトルマッチは、8.4%(午後7時〜8時21分=数字は以下、すべて関東地区)。

 続いて放送された王者=亀田和毅(亀田)vs挑戦者=同級6位=イマヌエル・ナイジャラ(ナミビア)のWBO世界バンタム級タイトルマッチは、13.1%(午後8時21分〜9時5分)。最後にオンエアされた大毅戦は12.0%(午後9時20分〜10時19分)だった。

 11月19日に行われた亀田興毅vs同級14位・孫正五(ソン・ジョンオ=韓国)のWBA世界バンタム級タイトルマッチの視聴率(TBS)は10.8%。放送日が違うため、一様に比較はできないが、数字だけを比べると、和毅の試合の視聴率が一番高かった。とはいえ、いずれも10%台前半で、かつての勢いはなくなり、低迷が続いている。

 今回の3兄弟の試合はいずれも判定決着。これは今に始まったわけではなく、長男・興毅の世界戦(13戦)で、KO決着はわずか2度。大毅の世界戦(8戦)はすべて判定決着。和毅の世界戦も2戦とも判定になった。3兄弟でトータルすると、23度の世界戦で、KOで終わったのは興毅の2度だけ。それも、最後にKOしたのは丸2年前のこと。3兄弟の世界戦でのKO決着率は、わずか8.7%にしかすぎない。

 ボクシングはKOがすべてではないが、視聴者が期待しているのは、やはり壮快なKOシーン。もはや、お茶の間の視聴者の間には、「亀田兄弟はKOできない」が浸透したようで、視聴率がなかなか上がらない要因になっているもようだ。
(落合一郎)