ナイキが水と化学物質を排出しない新染色技術「ColorDry」発表

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 NIKE, Inc.が、水と化学物質を排出しない新しい染色技術「ColorDry」を発表した。NIKE, Inc.の環境に配慮した持続可能なイノベーション「manufacturing revolution」の一環として開発され、リサイクル可能な二酸化炭素を利用して布を染色し、汚水をほとんど出すことがないという。

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 これまでの技術では1キログラムのテキスタイルを染色するために平均100〜150リットルの水が必要とされ、2015年までに同量の水を使用して衣料用ポリエステルが3,900万トン以上染色されると推測されている。水や化学物質を必要としない「ColorDry」は、従来の染色方法と比べ染色時間を40%、エネルギー消費を60%に抑え、設備面積を4分の1に縮小。NIKE, Inc.が、二酸化炭素を使った染色技術を研究するオランダの企業DyeCoo Textile Systems B.V.と台湾の化繊・紡績メーカーFar Eastern New Century Corp.(遠東新世紀)と共同で開発した。

 NIKE, Inc.の執行役員Eric Sprunkは、今回の発表について「ナイキはプロダクトのデザインだけでなく、製造方法も革新的にする。ColorDryの開発と拡大は、製造工程のイノベーションのための重要な節目になるでしょう」とコメントを発表。「ColorDry」で染色された素材で作られた商品は、2014年から店頭に並ぶ予定だ。