向後の7日株:上昇トレンド再開か!?黒字転換で需要回復に期待のステンレス株!(548X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

日本冶金工業(5480)が今日の注目銘柄!

9月24日につけた高値400円からの調整は十分とみて、同社に注目します。

同社はステンレス大手で、海外で高機能ステンレス材のエネルギー分野での需要を掘り起こしています。ニッケルの含有量の高い「NAS825」などの鋼材は、腐食に強いため、天然ガスや石油を油田から精製所まで運ぶためのパイプに付属する油圧制御やセンサーのためのケーブルを覆う管、海水淡水化プラントの資材としての需要があるということです。

2014年3月期中には東南アジアに初の現地法人を設立し、海上ガス田やカセイソーダなど化学品工場、石炭火力発電所など向けに配管やタンク向けの部材を売り込んでいくということです。
熱膨張率を抑えたニッケル合金など、同社が強みとする高機能品の競争力があることもあり、成長市場である東南アジアの開拓を急ぐ経営戦略をポジティブに評価します。

14年3月期通期連結業績予想は、売上高は1190億円(前期比9.4%増)、営業利益は25億円(前期は53.83億円の損失)、経常利益は10億円(前期は64.61億円の損失)、当期純利益は10億円(前期は73.65億円の損失)の見通し。会社側は、日本経済の景気は回復基調にあり、需要回復が遅れているステンレス特殊鋼業界においても今後この波が及ぶと思っていますが、短期的にはLMEニッケル相場も低迷していることから、13年5月9日に公表した業績予想を連結売上高のみ下方修正しました。

日足チャートをみると、一目均衡表はすでに3役好転を達成しています。また、雲上限(3日現在、336円)がサポートとして機能している点も注目です。
週足チャートでは、26週移動平均ベースのボリンジャーバンドはすでにエクスパンションしており、今後は、+2σ(同436円)と+1σ(同333円)の間をバンドウォークしながら上昇を継続するとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。