投資可能金額の見極め方「NG金額から考える」「損してもいいと思える額の3倍」

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アベノミクスで経済が上向きだと言われる今、投資について考えたい!という方も増えているようです。資料をもらって、説明を聞くうちに、ついなんとなく……と投資をスタートしてしまうケースも多いですが、実はこれは危険な方法。投資について考えはじめたら、まずしなければいけないことについて、紹介します。

■投資で身を滅ぼさないために

投資には、リスクが付き物。説明やパンフレットでは、つい「投資のメリット」について注目しがちですが、そこには必ずリスクがあるということを、忘れてはいけません。投資のために借金をするのはおすすめできません。運用資金が回収できなくなった場合、文字通り「破産」してしまうからです。

■投資可能金額とは

投資について考えはじめたら、まず何よりも先にしなければならないのが、「自分が投資できる金額とは、いったいいくらなのか」を計算することです。これを「投資可能金額」と言います。資金が多ければ、投資先も自由に決定することができます。しかし、投資可能金額が少ない場合には、「それでも無理なく利用できる投資方法」を選ぶ必要があるのです。「何に投資するのか」を決めるためにも、投資可能金額の計算は必須です。

■その見極め方

では、その投資可能金額は、どのように求めればいいのでしょうか。それは、貯蓄全体から、投資NGのお金を引くことで、簡単に計算できます。投資NGのお金に含まれるのは、日常生活資金3〜6カ月分です。金額の大きな投資にチャレンジしたい場合には、12カ月分ほどをNG資金として計算しましょう。またこれに、5年以内に取り崩す可能性のあるお金を加えます。これを、貯蓄全体から引いてみてください。残ったお金が、あなたの「投資可能金額」です。

この計算が「複雑すぎて、できない!」という場合には、まず自分が「損をしてもいい」と思える金額を心の思い浮かべてみてください。まさに「投資」という名目で、どぶに捨ててもいい!と思える金額ですね。思い浮かべた金額のおよそ3倍が、投資可能金額と言われています。

■冷静に

自分の貯蓄の中で、投資に回せる金額は「想像以上に少ない!」と感じた方も多いのではないでしょうか。しかし、ゆとりを持って投資にチャレンジするためには、これが限度ライン。そして、投資を成功させるためには、この「心のゆとり」が何より重要なポイントとなるのです。

投資可能金額は、あくまでも「上限ライン」です。もし投資可能金額が30万円と出たならば、「30万円のうち20万円を投資に使い、あとの10万円は余力として残しておこう」と減額して考えるのも、リスク回避のためにおすすめの方法です。

投資可能金額を計算してみると、自分の身の丈にあった投資方法についても、自然と見えてきます。セールストークや、他人の成功体験談に踊らされる前に、ぜひ「自分の力」について認識しておきましょう。

(ファナティック)