「最近、体が疲れやすいし勃起力も無くなってきたな…。そう感じたら、先手を打ってリンパマッサージをするのがいいでしょう」
 こう話すのは、セクシャルアカデミーを主宰する作家・田辺まりこ氏だ。
 「リンパの流れは人間にとって大事なものですが、現代人は運動不足やストレスが原因で流れが悪くなりがちです。リンパ液の流れが悪くなると、体に老廃物が溜まってむくんだり、肌色が暗くなって老け込んでしまったり、免疫機能が低下して病気をしやすくなってしまいます」

 特に男性の場合、下半身のリンパの流れはとても大切だ。下半身のリンパ管は脚の付け根に集中しているため、そこを通るリンパの流れが悪くなると、同じく血液もペニスに循環しにくくなってしまうからである。
 「勃起は海綿体に血液が流れ込み、ペニスの内圧が高まることで起こります。しかし、血が通いにくくなるとそれができなくなります。結果、中折れが起こりやすくなり、勃起不全にも繋がることもあります。だからこそ、衰えを感じたらすぐにリンパの流れをよくするマッサージが必要になってくるのです」

 リンパマッサージは素肌に直接手で触れて行うそうだ。脚の付け根部分に親指以外の4本の指を揃えて付ける。そこから少しずつ内側にスライドさせつつ、軽く押すのがいいらしい。リンパを冷やさないよう手が冷たくない状態でするのがポイントだ。
 「これを、テレビを見ているとき、仰向けに寝ているときなど、暇なときにやるよう習慣づけると血流が良くなり、ペニスの具合はかなり良好な状態になるはずです」

 本誌記者が試してみたところ、5分程度で下腹部あたりがポカポカしはじめた。コツを掴むと、まるでバイアグラを飲んだ時のように15分程度のマッサージで勃起するようになったほど強い効果を得られた。
 「このリンパマッサージと一緒に習慣化させてしまうといいのが、睾丸マッサージの『睾丸コロコロ』です。睾丸周辺にもリンパ節が密集しています。そこを刺激してあげることで、精力、勃起力のアップ、そして精液量の増加が見込めます。

 こちらは入浴中、あるいは入浴後の体がポカポカして、睾丸が伸びきっている時にするのがベスト。温まって広がった陰嚢を裏側から押してあげたり、睾丸を手のひらでコロコロしましょう。その際、石鹸などで滑りやすくするとスムーズにいく。入浴後にする場合はマッサージクリームやオイルを使うと気持ちいいですし、やりやすいと思います」
 こちらも試してみたが、ペニスの根元あたりが温まり、その後の実験では、精液量が増えていることも確かに確認できた。
 「リンパマッサージにより老廃物が尿として体外に出ますのでマッサージ前後には水分をしっかり摂ってください。リンパマッサージはアンチエイジング効果も期待できます。セックスに強いペニスを作り上げながら、肌のツヤが良くなり、見た目も若くなっていく一度で二度おいしいマッサージです」

 次週は中国の性医学から、射精のコントロールについて話を聞く。

田辺まりこ
元銀座ナンバー1ホステスの経験を生かし、セックスカウンセリング講座「セクシャルアカデミー」を開催。著書に『稼げる男のセックステクニック』『すごすぎる!女が悦ぶセックス』などあり。