OfficeバンドルのWindowsタブレットはAndroidタブレットよりお買い得【デジ通】


タブレットなどに注目が集まり、コンシューマー向けのパソコンの売り上げは厳しい状況のようだ。しかし、8型のWindowsタブレットが一通り出そろい、ようやくWindows陣営もタブレットなど比較検討できる土俵に上がった状態となった。
Androidタブレットと比較すると、Windowsタブレットは通常のWindowsパソコンと同じなので、機能が豊富だ。単純に価格だけを比較すると、Androidタブレットの方が安いが、WindowsタブレットにはマイクロソフトのOfficeが利用できるという最大の利点があり、価格もこなれているので非常にお得だ。

■Officeが事実上標準に
8型のWindowsタブレットにはマイクロソフトOffice 2013が事実上標準搭載されている。日本は海外とは内容が異なり、ビジネス利用も可能なOfficeが搭載されている。

WordとExcelおよびOutlookのOffice Personal 2013が基本だが、多少の価格差でPowerPointとOneNoteが追加されるOffice Home & Business 2013搭載モデルも選べる。

例えばダイレクト販売で価格がはっきりとしているDellの「Venue 8 Pro」で比較すると、Office Personal 2013搭載モデルが39,980円のところ、Home & Business 2013モデルが41,980円と、たった2,000円の差でしかない。

■Office単体で買うよりWindowsタブレットの方がお得か
PCにプリインストールされたOfficeは購入したPCにライセンスが与えられているため、そのPCでしか使用できないのは以前から同じだ。しかし、Officeソフトを単体パッケージで購入すれば、ライセンスは購入したユーザーに与えられるため、どんなパソコンにもインストールできる。しかも単体販売もOfficeはPC 2台までインストール可能だ。

マイクロソフトから直接購入するとOffice Personal 2013が31,290円、Office Home & Business 2013が36,540円。一般の販売店ではこれらより8千〜1万円程度安くなるが、このようにOffice単体で購入すると3万円程度の出費が必要になる。いっぽうで8インチのWindowsタブレットはPC本体とセットで4万円程度からという状況になっている。

WindowsでOfficeソフトを使うのが目的なら、Office単体で購入するよりもPCとのセットが安い。さらに持ち運びもかなり気楽にできるWindowsタブレットのお得感は非常に高いと言えるだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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