【貯蓄】「来年夏まで」の計画で差がつく! 冬ボーナスの賢い活用法

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お金の「そうなんだ!」「本当?」といったいろんなヒントをファイナンシャル・プランナーの筆者が紹介します。

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今回は「冬ボーナスの上手な使い方」のお話。冬ボーナスの大事な使い方のひとつは「残す」こと。特に来年の6月のことを考えると、残しておくことがとても大切です。
なんでまた、「来年の6月」?

■冬ボーナスは夏よりも大事に使いたい

12月のうれしい話といえば「冬ボーナス」と「年末年始の長期休暇」でしょう。冬ボーナスをあてにして、年末年始に旅行に行く、なんて場合はこの2つが密接につながることになります。冬ボーナスはやはり楽しみですね。

一般的な会社では、夏と冬に2回ボーナスが支給されます。ところで、夏のボーナスと冬のボーナスは、どちらが慎重に使うべきでしょうか?

答えは「冬ボーナス」です。

というのも、多くの会社では夏ボーナスを6月支給にしていません。多くは7月だと思います。仮に「夏ボーナスは7月上旬」「冬ボーナスは12月上旬」とすれば、「夏ボーナス後5カ月で次のボーナス」に対して「冬ボーナス後は7カ月後」になるわけです。要するに冬ボーナスのほうが次までの期間が遠いわけです。

ボーナスは目の前の買い物だけに使うわけではありません。洗濯機がいきなり壊れたとか、引っ越しすることになったとか、物入りになることがあります。そのたびにクレジットカードの分割払いをしていると、その後何カ月も家計は苦しくなりますし、金利も多く払うことになります。

冬のボーナスは「7カ月分」のお金なのだと考えておくことが大切なのです。そうすると、夏よりもじっくり使い道を考えなくてはなりません。

■来年の6月に残しておくと「結婚祝い」が払える!

本コラムのタイトルを読んで、記事をクリックした人は「なるほど、だから6月か」と納得したかもしれません。しかし納得するのはまだ早いのです。「6月」にはもうひとつの意味があります。

そう、「ジューンブライドの6月」です。

ウレぴあの読者世代では、「結婚式の招待状」が何枚来るかによって、大きな出費になる可能性があります。特に「今まで、招待状をもらったことがないから、今年もこないだろう」とか「毎年1人くらいだから、なんとかなるでしょう」と思っている人が要注意です。

調査によると、最近の結婚年齢は女性が29歳頃、男性が31歳頃となっています。この年齢より若い人が「まだ同級生に結婚する人はいないからなあ」と思っていると一気に結婚ラッシュがやってきて、たくさん結婚式に呼ばれたりします。また、結婚する年齢が幅広くなっているのも最近の傾向です。

6月の結婚式の招待状をもらって、焦らないため、ボーナスをどう活用すればいいのでしょうか。

■冬ボーナスの上手な残し方を考えよう

「今まで結婚式に呼ばれたことがなかった」という人は、結婚式に呼ばれる、ということを考えてボーナスを少し残してくといいでしょう。

20代なら2〜3万円がご祝儀の相場といわれます。ただし、二次会があったり、交通費を考えると実際には多めに予算を考えた方がいいでしょう。また、初めて呼ばれる結婚式の場合、スーツやドレスの準備にお金がかかることもあります。

また「毎年1人くらいだろう」と甘く見るのも要注意です。いきなり何人も結婚するという「結婚ラッシュ」がある年やってきます。2件なら2倍、3件なら3倍の予算になってきます。包むお祝い金が準備できない、と焦ることにならないよう、ボーナスを残してくと安心です。油断しているといきなりくるので要注意です。

全体としては、冬のボーナスからは、2〜3組の結婚式に呼ばれても困らないだけのお金として10万円くらいは残しておくといいことになります。このお金、いつも使う普通預金口座に残高を残しておくと、ついつい使ってしまいますので、別の銀行口座に移すか、定期預金にしておくといいでしょう(解約がしやすいように、1カ月が満期のものなどを検討するといい)。

■次の夏まで見越したボーナス活用を!

結婚式に限らず、冬ボーナスは「次の夏まで」を見越した計画が必要になります。寒い季節に来年の暑い頃まで考えるのは不思議な話かもしれません。しかし、住宅の購入や子どもの学費準備などを考えれば、実際にお金を使う何年も前から準備をスタートするのは当然のことです。これからのお金の準備のトレーニングとしても「半年後までにかかる出費」を考えてみましょう。

来年の結婚式のお祝い金の確保ができたら、その次はぜひそれ以外のテーマにも備えてお金を残してみてください。4月に賃貸の更新料を払う人は、当然ボーナスを残しておくべきです。資格試験の受験料がかかる人も冬ボーナスを使い切っている場合ではありません。

こうして備えておいたお金が、結果として使わなかった場合は来年の夏頃、使い道を考えてみればいいのです(運用にチャレンジしてみてもいいでしょう)。

「ボーナスはいつも年内に使い切ってたよ」という人は、お金の流れを見直すいいきっかけになるでしょう。ぜひ、「7カ月先」を見越したボーナス活用を考えてみてください。

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