日経平均株価が1万4000円台をうろうろする退屈な相場が続いているが、いよいよ年末高アノマリーを期待する季節に突入!年前半に儲けた人の利確売りなんて軽くいなして、独自好材料でブチ上げていく、メガ馬力株を狙え!!

来年4月からの消費税率引き上げが決まり、すでに中小企業が使う会計処理ソフトやラベルプリンターなどに特需の動きが出始めている。その一方で、段階的な税率引き上げとなることから、小売業などの価格表示方法の一時的な混乱も予想されている。

こうした中で、意外な需要刺激を受けてきそうなのが、ラーメンチェーンや学食などでおなじみの「食券販売機」と、JRなど鉄道の「券売機」だ。

まず食券販売機は、今回の消費増税をきっかけに買い替えが進む期待が大きい分野。最近、気づかれた方も多いだろうが、外食チェーンでは「ボタン式券売機」から「タッチパネル式券売機」への入れ替えが加速している。

ボタン式に比べてタッチパネル式は価格変更に対応しやすいことから、消費税率の段階的な引き上げも見据えて需要が加速し始めているという。

一方、駅の券売機については、オムロン、日本信号、高見沢サイバネティックスの3社がシェアを分け合っている状況だ。

現状の券売機システムは、プログラミングの変更で価格改定に対応することができるので、以前の消費税増税時ほどの特需ではないかもしれない。ただ、やはり全国共通ICカード対応券売機への入れ替え・改造需要には弾みがつくと考えていいだろう。しかも、関連企業が限られているだけに、株価へのインパクトも期待できそうだ。

消費税増税で特需の券売機関連5銘柄

【高見沢サイバネティクス(JQ・6424)】297円(1000株)
駅の自動券売機に強み。鉄道ホームドアや金融機関のATMも手がける。ロシアなど新興国にも販路あり。

【グローリー(東1・6457)】2419円(100株)
たばこ向け自動販売機や食券販売機の大手。選挙機器、アミューズメント、カジノ周辺機器への展開力に期待。

【富士電機(東1・6504)】434円(1000株)
飲料自動販売機の大手。インバーターやパワー半導体の需要回復、コンビニ向けコーヒーマシンの好調に注目。

【オムロン(東1・6645)】3710円(100株)
駅務機器大手。新興国で自動化の投資需要が強く、米州では自動車の生産ライン構築が続き、好業績を持続。

【日本信号(東1・6741)】724円(100株)
駅券売機3強の一角。今3月期は国内のICカード対応自動改札機、来期は国内の鉄道信号の更新需要に期待。

※株価は2013年11月8日現在。JQ=ジャスダック。

今月の噴火目前株3連発!

1. ガンホーOE(JQ・3765)
日本の公的年金がROEを指標とする運用方針への変革を検討しているようだ。東証1部銘柄中心に保有してきた公的年金だが、その対象は高ROEの新興株に拡大する可能性も。同社のROE約70%は全市場でもトップクラス、流動性も文句なし! ガンホーが本格的な機関投資家の買い対象へ?

2. 日本冶金工業(東証1部・5480)
羽田空港の再拡張に関心が高まる中、市場関係者が着目するのが鉄道網の整備だ。なかでも東海道貨物支線の貨客併用化が実現した場合、大きな恩恵を見込めるのが同社とされる。川崎に持つ土地の含み益が膨大になる公算は大で、「株価1000円まで持ち続ける」との声も。

3. ジェイアイエヌ(東証1部・3046)
既存店売り上げの低調により、成長期待が剥げる格好で株価も大幅調整。この間にカラ売りもたまったが、米国進出の発表で流れが変わりつつある。日本での一大ブームを米国でも期待され、この成長ポテンシャルが強い買い戻し理由に。

※ガンホーOE=ガンホー・オンライン・エンターテインメント。

この記事は「WEBネットマネー2014年1月号」に掲載されたものです。