富山県高岡市は、「おくのほそ道」に登場する名所・旧跡のひとつ「有磯海(ありそうみ)」(女岩)が、文化財に指定されることを発表した。

文化庁では、「おくのほそ道」に関係する優れた風致景観を保護するため、名所・旧跡のなかから10県13カ所を名勝として文化財に指定することを決定。11月15日に開かれた国の文化審議会で、同市にある「有磯海(女岩)」が指定の答申を受けたという。

指定地となったのは面積95平方メートルに及ぶ有磯海(女岩)。指定理由として、松尾芭蕉が数多の岩礁から成る海景を「わせの香や分入右は有磯海」の句に取り込んだ由緒地であること。また、「有磯海」は大伴家持の古歌にちなむ越中の代表的な歌枕であることなどがあげられている。なお、同市内で国の名勝に指定された場所は「有磯海」が初。国指定・選定文化財の件数では24件になる。詳細は同市公式ホームページから()。