日経平均株価が1万4000円台をうろうろする退屈な相場が続いているが、いよいよ年末高アノマリーを期待する季節に突入!年前半に儲けた人の利確売りなんて軽くいなして、独自好材料でブチ上げていく、メガ馬力株を狙え!!

キムラユニティーは、トヨタ自動車の部品包装・輸送を主力とする中堅運送会社だ。市場関係者の間では、大株主である木村家による節税対策の売買が株価を押し上げるとの思惑が浮上している。

株式の売却益にかかる税率は年末までの時限措置で10%だが、来年から20%に跳ね上がる。このため、企業オーナーは年内に株式を売ってすぐに買い戻し、10%の軽減税率で納税しておけば、増税後に売るより税金は少なくて済むことになる。

さらに、買い戻すときの株価が高ければ、来年以降に株式を売ったときに課税対象になる値上がり益を圧縮できるのだ。「同族企業オーナーに節税対策の売買を持ちかける営業マンは多い」(外資系証券)というから、年末までに株価が持ち上げられる場面があるかもしれない。

肝心の本業は、トヨタの業績拡大に連動して仕事が増加している。業績予想の上方修正は必至の情勢だが、株価には出遅れ感が強い。

株業界の番猫・みけこさんの兜町キャッツアイ
第67話 金融・財界人の出現場所

秋から冬のこの時期は散歩が気持ちいい季節。昼は縄張りのパトロールだし、夜は猫の集会があって忙しいんだにゃ。

金融・財界関係のエライ人たちも忙しそうに見えるけど、あちこちで散歩しているのを見かけるにゃ。昔、総○屋のおじさんから「東京駅新幹線ホームのグリーン車乗降口と帝国ホテルで1日ずっと見張っていれば、ネタには困らない」って聞いたけど、ワタシの縄張りでも、いろんな人を見かけるんだにゃ。

東証近辺では、地下鉄日本橋駅上の「コレド日本橋」が昼食スポット。某和食店が日銀幹部や証券会社の役員さんたちに人気らしいにゃ。あと、眦膕阿慮かいにある大手書店「丸善」には、日銀の超エライ人が一人で現れるって。黒○さんとか前任の白○さんみたいなマジメな組織人でも、本当は単独行動が好きなんだろうにゃあ。

少し足を延ばすと、三越日本橋本店の隣の「マンダリンオリエンタルホテル東京」が要人の立ち回り先としてマスコミの間で有名なんだにゃ。そういえば、某外資系金融機関トップもココがお気に入りとか。そういえば、今年の夏、このホテルのエレベーターに乗ったら某政治家が秘書でもない若い女性と手をつないで……おっと、これ以上は猫をかぶってやめとくにゃ。



この記事は「WEBネットマネー2014年1月号」に掲載されたものです。