シーズンを共に戦った進藤大典キャディ(撮影:岩本芳弘)

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<カシオワールドオープン 最終日◇1日◇Kochi黒潮CC(7,316ヤード・パー72)>
 怪物が中・高校時代を過ごした高知県で今季4勝目を挙げ、史上初のルーキーイヤーでの賞金王に輝いた。
松山英樹の一打速報で大会を振り返る!
 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の最終日。首位タイからスタートした松山英樹の前に立ちふさがったのは、東北福祉大学の先輩で選手会長の池田勇太。松山はスタートから3連続バーディを奪った池田に3番で並ばれると、一時は3打差まで差を広げられてしまう。なんとか2打差として後半に入ると、両者10番でバーディと熾烈なデッドヒートが続く。松山は12番でセカンドショットを50センチにつけ差を1打に詰め寄ると、13番ではボギーを叩くが池田がボギーとしたため差は変わらず。松山はその後パーを重ねるが池田は終盤に2つスコアを落とし自滅。結局、この日2つスコアを伸ばした松山がトータル12アンダーで優勝した。
 松山はこの勝利で史上初のルーキーイヤー賞金王が確定。ルーキーイヤーでの年間4勝で倉本昌弘が81年にマークした記録にならんだ。そして獲得賞金は史上三人目の2億円超え、また16試合(海外3戦含む)での達成は最短記録となる。
 記録尽くめの勝利、それを“第二の故郷”で達成できて「中学、高校でこのコースで練習させてもらっていたので、特別な思いがあります」と感慨深げに話した松山。この日も左手親指を気にする場面が目立ち、体調は万全ではなかったがそれでも勝つのが怪物と呼ばれる所以か。賞金王については「1年間通してトップに入れたことは凄くうれしい」、この1年間の自身の頑張りを評価した。
 10月過ぎから「自分でも分からない疲れとかがあったんだと思います」と背中痛などに苦しめられ一時は自分のゴルフができなかった。この大会でも左親指の違和感に悩まされたが、「満足に練習できなくても、こうやって勝てたのは自信になった」とケガを乗り越えての勝利でまた進化を遂げた。もう、すでに国内ツアーには敵はいないだろう。「ここで満足していたらメジャーでの優勝はない」、記録をいくら出してもプレー内容に満足はしていない。「メジャーで勝てるようにまた練習していきたいと思います」、快挙を引っさげ来年は米国ツアーへ。その前に最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で日本のゴルフファンの記憶にのこるプレーを披露する。
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