最終戦で2年ぶりの優勝を飾った大山志保(撮影:米山聡明)

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<LPGAツアー選手権リコーカップ 最終日◇1日◇宮崎カントリークラブ(6,451ヤード・パー72)>
 地元・宮崎で歓喜のガッツポーズがさく裂した。宮崎カントリークラブで開催された、国内女子ツアー最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」の最終日。トータル3アンダーの3位タイからスタートした大山志保がこの日1イーグル・6バーディ・2ボギーの“66”を叩きだし、トータル9アンダーで逆転優勝を飾った。大山は11年以来のツアー通算13勝目。今大会は05年以来2度目の制覇となる。
大山志保、地元メジャー制覇へ1打差!「魂込めて」
 爆発のきっかけは4番だった。微妙な距離のパーパットを外してボギーとするとキャディの怒りがまず爆発した。「優勝争いをしている最終日になると流すようにパターを打っている。それじゃ勝てないよ」。次のティグラウンドに行ってもキャディの機嫌は直らず、これには大山もいつもと違った雰囲気を感じ取った。
 そこからいつも通りの強気のパッティングを意識すると、6番から3連続バーディ。さらに9番では約7メートルのイーグルパットを放り込み一気に混戦を抜け出した。後半に入っても勢いは止まらない。11番、13番、16番とバーディを積み重ね独走態勢を構築。多くの選手が硬く締まったグリーンに苦しむ中異次元のゴルフで地元タイトルをもぎ取った。
 ここ数年は怪我との戦いが続いていた。09年の左ひじの怪我に始まり様々な箇所を故障。今季も夏場に約2か月間に渡り腸腰筋の肉離れのためツアーを欠場した。復帰後は怪我の箇所を意識した新スイングでたびたび優勝争いに顔を出すも勝ちきれない試合が続き未勝利で今大会を迎えた。
 それでも、「勝てないときは、母とやっぱり宮崎で勝つために今日があるんだと話していました。宮崎での試合にとってあるんだ。神様は見ている」と気持ちを切らすことはなかった。秋口は治療のために毎日のように病院に通い練習時間も削られた。「本当に幸せな気分でいっぱい。これ以上の幸せはない」。2年ぶりの勝利は苦しかった思い出をすべて洗い流していく。
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