賞金女王となった森田理香子!小林会長から花束の贈呈(撮影:米山聡明)

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<LPGAツアー選手権リコーカップ 最終日◇1日◇宮崎カントリークラブ(6,451ヤード・パー72)>
 最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」で今季の国内女子ツアー全日程が終了。最終戦までもつれた賞金女王争いは、森田理香子が2位の横峯さくらを約130万円差で振り切り初の賞金女王に輝いた。

 トータル3オーバーからスタートしたこの日は1つスコアを落としトータル4オーバー12位でフィニッシュ。女王を争う横峯がトータル2オーバーの7位タイでホールアウトしたためホールアウト後すぐに女王決定とはならなかった。それでも、上位の順位がめまぐるしく変動する中、森田はロッカールームに入りお茶を飲みながらプレッシャーからの解放感に浸っていた。「いろんなことを勉強できたし、(女王を)獲れなかったとしても悔しいけど良かったという気持ちだった」。
 今季は開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で優勝を果たすと序盤から女王レースの先頭を走り続け、「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」、「サントリーレディス」と立て続けに勝利。一時は2位に約3,000万円差をつけて独走状態に突入した。しかし、23歳の女王への道のりはここからが厳しかった。夏場以降は調子を落とし思うようなプレーができない試合が続くと、終盤にかけて調子を上げた横峯に残り2試合の時点で逆転を許した。
 それでも、「大王製紙エリエールレディス」を最終日の劇的なイーグルで制しランキング1位をキープして最終戦に突入。「プレッシャーなのかわからないですけど、上手くいかない週でした」と最後は上位争いに絡むことができず納得のフィニッシュとはいかなかったが堂々の女王戴冠。ホールアウト後は同じ岡本綾子に師事する仲間達から恒例のフラワーシャワーで祝福されて笑顔を弾けさせた。
 岡本の指導を受けてゴルフの技術が成長したのはもちろんだが、女王への道のりを後押ししたのは精神面の成長だ。以前はミスに対して感情が表に出ることが多かったが「怒ってもしょうがないと思えるようになった。怒ることも悪いことではないと思うけど、引きずったりしないで終わったことは忘れないといけないということがわかってきた」。
 今週もラウンド中に何度もキャディと笑顔を見せるなど、スコアは出なくとも前向きにプレー。「人間的にも勉強させてもらっている」という岡本の影響は森田を内面から変えていた。今大会を制した大山志保も「メンタルが大きく変わった。今年はすごく前を向いている姿勢が見えた」と森田の変化を認めた。
 23歳にして初の女王。まだ実感はわかないが、次の目標は決まっている。「今年できたことは来年もできる。来年も一番を目指して頑張ります」。“世界のアヤコ”の背中を追いかける大器が新たな時代を作っていく。
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