夢のような南の島のリタイア生活――でも、意外に知られていない、南の島特有の注意点がある。今回は南の島ライフをエンジョイする前に、ぜひ押さえておいてもらいたいポイントを紹介する。ちょっとしたことながら、知らないで行くと、あとで後悔することばかり。

ポイント1
できればお酒を飲めるようになろう

 南の島サモアに行ったとき、友人が歓迎して宴会を開いてくれました。このとき出されたものは、ヤシの実の中をくりぬいた飲み物です。中に何かわからない液体が入っていました。

「ココナッツ、ココナッツ〜」なんて現地の人に煽られながら僕は一気飲みをしました。ビールなのかウイスキーなのか未知の味を感じたまでは覚えていますが、その後のことは一切覚えていません。僕はこう見えて、実はお酒があまり得意ではないのです。

 どこで寝たのかも記憶にありませんが、南の島で知らないお酒を口にするときには注意が必要です。しかし、この一件があってから、地元住民が優しくなりました。お酒を飲んでぶっつぶれたことで、たぶん妙な信頼感が生まれたのでしょう。ここで、お酒には不思議な力が働くことを学びました。ただし、飲みすぎには要注意です。

 移住前から薄々気づいてはいましたが、南の島の人はとにかくお酒が大好きです。正確には、お酒を飲む場所(宴)が好きなのかもしれません。何かあれば、すぐに集合してお酒を飲みます。日本の南の島沖縄でも同じです。

 沖縄では、「模合(モアイ)」という飲み会があります。これは基本的に12人を1グループとしてつくり、同じメンバーで月に一度の飲み会を開くものです。そのとき、あらかじめ取り決めておいたお金を徴収します。1人1万円と設定した場合、12人で12万円集まります。毎回の飲食代は別途各自負担です。

 みんなから集めた12万円をもらえる人は、月替わりで回ってきます。12ヵ月のうちに1回は必ず自分がもらえる月があるわけです。早いうちにもらうか、あとになってもらうかは自由です。もらう順番・もらい方は、会によってそれぞれです。

 徴収金額も会によってさまざまです。若い人だと500〜3000円の会もあれば、経営者クラスになると10万円、20万円、それ以上という会費のモアイもあります。

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