いまさら聞けない? 「医療保障」と「死亡保障」の保険の選び方

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なんだかややこしくて、どれがどれだかわからない……! 保険に対してそんな感想を持っている人は、珍しくないのでは。「将来のため」「家族のため」「万が一のため」……とりあえず入っておいたほうがよさそうだから、検討したい! そんな方のために、今回は「さまざまな保険の中で、最低限入るならどれからがいい?」という疑問にお答えします!

■医療保障とは

保険の優先順位を知るためには、まず各種保険の特徴について知る必要があります。まず「医療保障」についてですが、これは「加入者が入院したときに保険金が給付される」保障です。万が一のときでも、安心して治療に臨めるように、準備しておくタイプの保険です。

実際には、公的な健康保険制度で、医療費高額時の負担軽減制度が利用できますので、過度な保障は必要ありません。入院日額5,000円から10,000円程度の保険で、十分な備えができると考えられます。

■死亡保障とは

一方で「死亡保障」とは、加入者が亡くなったときに支払われる保障のことを言います。一度に大きなお金が支払われるタイプもあれば、必要な時期にだけ、必要金額が支払われるタイプもあります。「どのような保障を、誰のために用意したいのか」で、選び方は変わってきます。

一般的に、子どもが小さければ小さいほど、大きな保障が必要になります。加入年金や勤務先からの保障金額で足りない分を、この死亡保障で補うのかたちです。「必要な時期に必要な分だけ」の保障を選択すれば、割安な保険料で安心を手に入れることが可能です。

■どっちが先?

では、この2つのタイプのどちらを先に加入検討すればいいのでしょうか。

実はそれには、それぞれの立場が大きくかかわってきます。現在独身、もしくは新婚で、まだ子どもがいない場合には、まずは医療保障への加入を検討しましょう。加入するならば終身タイプがおすすめです。年齢を重ねれば重ねるほど、病気リスクが高まり、保険料が高くなってしまうからです。また女性で、今後妊娠・出産を考えている場合にも、できるだけ早めに加入するのがおすすめ。健康体であっても、妊娠・出産時のトラブルで入院することは珍しくありません。そうした事態に備えておくことも可能です。

すでに子どもがいる場合には、死亡保障を優先させるのがおすすめです。加入者に万が一のことがあっても、必要なお金を子どものために残すことができます。子どものための保障を何よりも優先させましょう。

■よくわからないときには……

ここで紹介したのは、あくまで一般論。実際には、より複雑な事情を持つ方も多いことでしょう。そんなときには、まずは保険相談の専門家を頼るのがオススメです。第三者の立場でアドバイスをくれるファイナンシャルプランナーならば、あらゆる保険商品の中から、自分にもっとも必要な商品をみつけてくれることでしょう。現在すでに手にしている、公的な保障を差し引いた、「今の自分に、本当に必要な保障額」に基づいて、保険プランを作ることが可能です。

どの保障を優先させるべきかは、それぞれの立場によって変わります。専門家に相談して、自分と家族の保険プランを、一度見直してみてはいかがでしょうか。

(ファナティック)