1番のティショットで左に曲げトラブルショット(撮影:岩本芳弘)

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<カシオワールドオープン 初日◇28日◇Kochi黒潮CC(7,316ヤード・パー72)>
 高知県にあるKochi黒潮カントリークラブを舞台に国内男子ツアー「カシオワールドオープン」が開幕。ホストプロとして初めて今大会に臨んだ石川遼は1イーグル2バーディ4ボギーの“72”でラウンド。首位と3打差の15位タイで初日を終えている。
石川遼の一打速報で大会初日を振り返る!
 「“深刻な状態”にある」初日のラウンドを終えた石川は自身のゴルフをそう表現した。ティショットは左右に散らばり、ロングパットでは距離感が合わない。先週まで見せていたような好調なゴルフを鳴りを潜め、この日はショットを打った後に肩を落とす場面が目立った。それでも前半は1バーディノーボギーの“35”と良い流れの中でスコアを作って見せたが、後半4番パー4で喫した3パットのボギーをきっかけにずるずるスコアを落とし、一時は2オーバーまで後退してしまった。
 原因となったのは先週までプレーしていた「ISPSハンダワールドカップ」でプレーした高速グリーンの感覚が残ってしまっていたことだ。「重いラインについた時にイメージが出なかった」開幕前から自身の感覚と実際のグリーンの転がりをしっかりアジャストする必要性を示唆していた石川だが、まだこの日のプレーではそのギャップを埋めることができていなかった。パッティングのストローク自体は良い感覚で打てても、スピードが合わないからパットが決まってこない。そしてパットが決まらないことでショットも乱れ始めるという悪循環に陥ってしまったのだ。
 しかし悪いことばかりではなく、明日からのプレーに向けて光も見えている。7番パー5は3パットを喫してボギーとしたが、ティショット・セカンドともに本来のスイングリズムを取り戻して良いショットを続けて打つことができたし、続く227ヤードと距離の長い難関パー3の8番でもロングアイアンを振り抜いてバーディチャンスにつけることができた。さらに最終9番ホールでは残り158ヤードから打ったセカンドが直接カップイン。土壇場のイーグルに石川は「ラッキーでした」と感想を話したが、プレー終盤でスイングリズムを取り戻し、さらにはスコアをイーブンパーまで戻せたことは残り3日間のプレーを考えれば非常に大きいことだろう。
 「修正すべき点をしっかり修正して明日から頑張ります」かなり深刻な状態でのプレーとなった初日だが、結果としては首位から3打差で踏み止まった。逆転優勝に向けて、石川の真価が発揮されるのはこれからだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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