パリス・ヒルトン、Sexテープからの儲けはゼロ

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かつての恋人リック・ソロモンが撮影し発売した、パリス・ヒルトンの過激Sexテープ『ワン・ナイト・イン・パリス(1 Night in Paris)』(2004年)。そのテープからのクリップを勝手に公開したスロベニアのサイトを訴えたばかりのパリスが、このほど「あのテープで私の懐に入ったお金は1ドルもない」と断言した。

このたびスロベニアのサイトを訴えたパリス・ヒルトンを、報道陣が空港にて直撃。それに応じて「あのテープ発売によって私の懐に入ったお金はまったくない」と断言したパリスは、ファンのサインや写真撮影のリクエストに応えつつもその胸のうちを明かしてくれた。

まず「どうしてスロベニアのサイトを訴えたのか?」という質問に、パリスはこう語った。

「私の名前を利用して人が金儲けするなんてイヤ。特にあんな吐き気を催すような方法ではね。」

またパリスは以下のように話し、プライベートな映像を売って金儲けをする理由などないことを強調している。

「私はきちんとしたやり方でお金を稼いでいるの。フレグランスの売り上げだけで十分。お金の心配なんてする必要はないのよ。」

テープの発売からすでに10年近くが経過するも、なおそれが話題になることにパリスはウンザリ。そこから生じた利益にもまったく興味はないもようだが、撮影を行った当時の恋人は発売からわずか1年で10ミリオンドル、日本円にして約10億円もの大金を得たという。かつてインタビューで騒動を語ったパリスは、「あのテープのせいで永遠に人生が変わってしまった。もう消すこともできない」と述べ悔しさをにじませていた。消したくても消せぬプライベート映像の余波に、32歳になった今もパリスは苦しめられている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)