鉄人・室田淳もシード落ちのピンチ(写真は「日本シニアオープン」)(撮影:米山聡明)

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<カシオワールドオープン 事前情報◇27日◇Kochi黒潮CC(7,316ヤード・パー72)>
 高知県にあるKochi黒潮カントリークラブを舞台に28日(木)開幕を迎える国内男子ツアー「カシオワールドオープン」。最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が今季のレギュラーツアー優勝者や賞金ランキング上位者のみの出場となるため、来季のシード権獲得を目指す選手にとっては今大会が最後のチャンスとなる。
ホストプロとして大会に臨む石川遼「プレッシャーはない」
 来季のトーナメント出場資格は出場義務試合数16試合を満たしていない選手を除いた賞金ランキング上位70選手に与えられる。今季、出場義務試合を満たしていない選手は「ダンロップフェニックス」で優勝したルーク・ドナルド(イングランド)と11試合のブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)の2選手なので、今大会を終えた時点で72位までに入った選手が来季のシード権を獲得することになる。(※)
 現在、シード権獲得圏外となる73位以下の主な選手を挙げていくと、75位の久保谷健一、80位の宮里聖志、84位の室田淳などがいる。久保谷に関しては昨年の「日本オープン」優勝による複数年シードがあるが、宮里、室田は今大会の結果次第でシードを喪失する危機にある。
 宮里はこれまでツアー1勝、8年連続でシード権を保持してきた。しかし今季は「マイナビABCチャンピオンシップ」の16位タイが最高でベスト10入りはなく、獲得賞金も約946万円と苦しいシーズンを送っている。当落線上の72位にいるジャン・ドンキュ(韓国)との差は約244万円。今大会では単独20位以上に入ることが最低条件となるが、それも他の選手の結果次第で変動するため、シードを確保するためには少しでも上位進出を果たしたいところだ。
 一方、室田は今季、シニアツアーとレギュラーツアーを股にかけて転戦。シニアツアーでは圧倒的な強さで賞金王を獲得している。レギュラーツアーには15試合に出場し、ベスト10フィニッシュこそないが、国内開幕戦となった「東建ホームメイトカップ」では初日から優勝争いに加わるなどシニア選手とは思えないバイタリティ溢れる活躍が印象的な選手だ。72位のジャンとの差は約353万円となっており、来季のシード権獲得には単独14位以上が最低条件となる。ちなみに室田はかねてより、若い選手のチャンスを奪いたいくないという理由や地方の小さな大会に顔を出すことで“生の自分”を見てほしいという理由からシードを失った場合、「主催者推薦によるトーナメント出場はしないつもり」と公言している。
 来季シードをかけた最後の戦い「カシオワールドオープン」ではプロゴルファーたちの様々な思いが交錯する。
※賞金ランキング70位以内にいる石川遼とキラデク・アフィバーンラト(タイ)も出場義務試合数を満たしていないが、USPGAツアーとヨーロピアンツアーのツアーカードを持つ選手は国内男子ツアー開幕戦前日までに書類を提出すれば、出場義務試合数が免除されるので賞金ランキングでのシード獲得者に含まれる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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