日経平均の日足チャート(1年)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 26日前場の日経平均は4日ぶりに反落したものの、引き続き、日米共に、株式市場は絶好調です。

日経平均は半年ぶりの高値

 まず、25日の米国株式市場ではNYダウは3日続伸し、前週末比7.77ドル高の1万6072.54ドルと連日で過去最高値を更新しました。また、ナスダック総合株価指数は同2.92ポイント高の3994.57ポイントと、2000年9月7日以来の高値で終えました。ナスダック総合株価指数取引時間中には節目の4000ポイントを上回る場面もありました。

 25日の上昇は、イランの核開発問題を巡る同国と主要6カ国の暫定合意を受けて、ガソリン価格の下落による景気浮揚効果を期待した買いが入ったことが主因です。

 一方、25日の日経平均は前週末比237.41円高の1万5619.13円でした。高値は大引けの「引けピン」です。

 5月22日に付けた終値ベースの年初来高値である1万5627.26円にあと8円まで迫るほぼ半年ぶりの高値でした。東京外国為替市場で円が対ドルやユーロで下げ幅を拡大し、主力の輸出関連株が買われ、裁定買いも膨らみ、日経平均が押し上げられた結果です。東証1部の売買代金は、3営業日続けて2兆円を上回りました。

11月22日を通過し信用需給は劇的に改善した

 なお、東京株式市場の投資主体別売買動向では、「外国人の買い+個人の売り」という構図です。実際、11月第2週の外国人の買越額は1兆1720億円と、4月第2週の1兆5865億円以来、約7カ月ぶりの多さでした。一方で個人はこの週、1兆1526億円の売り越しでした。4月第2週の8848億円を上回り、統計を始めた1982年7月以降で最大でした。

 この個人の大幅売り越しの背景は、証券優遇税制終了に伴う節税売りに加え、5月の高値で信用で買い建てた玉の期日を前に、11月8日から日本株高が進んだことで、手仕舞い売りを加速させたことも寄与したとみられます。

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