「日本の魅力を世界へ」クールジャパン機構が本格稼働

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 日本の魅力を世界に発信するクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が、11月25日から本格的に稼働する。都内で行われた開所式では、デザイナー皆川明が手がける「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」がプレゼンテーションを実施。代表取締役社長に就任した太田伸之氏は、「日本の優れたデザイン、かっこいいコンテンツ、安全で美味しい食べ物、日本流のおもてなしやサービスを世界に広めていく」と宣言した。

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 クールジャパン機構は、海外需要獲得のため、日本の魅力発信に関わる事業展開を、出資等を通じて支援する法人。漫画やアニメ、ゲーム、食、そしてファッションなど、日本の優れた商品やサービスの魅力を世界に幅広く売っていくために、官民の出資で設立された。主な株主は、ANAホールディングス、エイチ・ツー・オー リテイリング、眦膕亜∋旭羹四Ф箙圈△修靴道葦朧棒丹ホールディングスなど16社。会長にはサンケイビル社長の飯島一暢氏、そして社長にはイッセイミヤケ代表取締役社長や松屋常務執行役員などを務めてきた太田伸之氏が任命された。ロゴマークの「J」は折り紙からイメージ。投資事業や具体的な施策は、2014年3月を目処に稼働するという。

 開所式で太田氏は、プレゼンテーションを行った「minä perhonen」を例に「全国の産地を飛び回り、織物工場の技術を掘り起こしてクリエーションを注入し、独特の世界観をコレクションを発表して世界のバイヤーから評価を得ている日本のブランド。これはまさしく、我々がやるべきクールジャパンビジネス」と説明。世界各地にプラットフォームを設置し、日本のイメージアップの活動や民間事業のサポート、地方で眠っている優れたものをダイレクトに世界の市場につなげていく「地方発世界へ」の活動など、中長期的なヴィジョンで「クールジャパン」を育てていくことを宣言した。開所式には経済産業大臣の茂木大臣氏や、各出資会社の代表、各国の大使らも出席し、クールジャパンの門出を祝った。