30代でセミリタイア――日本ではあまり目標にされないが、海外の一流人たちはできるだけ早くビジネスから卒業し、リタイア生活を楽しみたいと思っている。現役を引退し、30代後半で南の島プチリタイア生活を実現させた福永氏に、そのポイントを聞いた。

引退後の生活を考えてみよう!

「引退後はどうするの?」

 現役選手引退後の生活が不安になり、師匠の外国人たちに聞いたことがあります。

「ラグビー観戦でもしながらビールを飲んで、休日は釣りでもやっているかな。ハハハ」

 まさかの回答に僕はすかさず、

「おいおい、そんなことじゃないよ、俺の聞きたいことは! 仕事のことだよ!」

 師匠もまさかの質問にびっくりしていました。

「冗談じゃないよ! 本当だよ。引退後に働くつもりはないから、いまから準備をしているんだ」

「えっ!」

 僕は完全に意表を突かれました。そのとき、何を言われているのか理解できなかったので、もう一度聞いてみました。

「どういうこと? 働かなくていい?」

 お酒を飲んでいる席でしたが、師匠は紙と鉛筆を取り出して丁寧に教えてくれました。

「いいかい? まず大きな土地を購入するんだ。その土地の端っこに家を建てる。そこには自分が住んでもいいし、貸してもいい。しばらくしたら、また家を建てたり、アパートを建てたりしてもいい。土地を買いたいという人がいれば、少し分けてあげてもいい」

 当時、現金がなければ土地なんて買えないと思っていたので、この話はまったく理解することができませんでした。

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