今年の春ごろ、小学生が将来なりたい職業ランキングに於いて政治家が141位だった事について、東国原英夫衆議院議員と安倍首相が国会で嘆きあう場面が報道されました。安倍首相は東国原衆議院議員の嘆きに対し、その1つ上の140 位が入れ墨師だったことについて驚いていた事も覚えています。日本では政治家の評判が良好ではないことは確かです。政治家のイメージが悪いことの要因として、政治家がひた隠しにする問題の数々や、国民の意見がなかなか反映されないことが挙げられるのではないでしょうか。日本各地で清掃活動やまちづくりを行うNPO法人グリーンバードの代表を務める横尾俊成氏は、弱冠32歳の東京都港区議会議員。学生時代から社会的課題の解決に動き、広告会社・博報堂時代に培ったコミュニケーション術を活用していることで「ソーシャル議員」とも呼ばれています。そんな横尾氏は、書籍『「社会を変える」のはじめかた 僕らがほしい未来を手にする6つの方法』の中で、「僕らの声が政治家に届かない4つの理由」を指摘しています。その理由とは、下記の4つ。1. 決定プロセスが複雑すぎる 2. 新しい施策は敬遠される 3. "会派"が自由な発言を阻害する 4. サイレント・マジョリティの声は集めにくい今の政治は、政党が増え、政党ごとの政策や理念が似たり寄ったりになってきています。そのため、政治そのものがわかりにくくなっており、民意が反映されているのかどうかもわからないのが現状です。複雑になった政治に、若い世代が半ば諦めていることから、政治への無関心という風潮が広まって行き、選挙にも行かなくなる。それが今までの政治だと言います。「選挙直前に自分の意見を反映させよう、その思いを託せる候補者を選ぼうと思い立っても、もうすでに手遅れなのです」「『いまの社会のしくみを変えたい』と思った人にとって大切なことは、「変えたい」と思っているたくさんの人が投票に出向くこと、また僕らが普段から政治について触れ、考える機会をつくっておくことです」横尾氏が政治を志したきっかけとなったのは、アメリカ留学直後に発生した「9.11事件」。何ができるか考え続け、とにかく自分から動く。その活動がメディアに取り上げられたことで、大きな反響を呼び、少しだけど手応えを感じることができたのだとか。「変えたい」と思ったことは人に任せるのではなく、自分からアクションを起こす。そういったことが今後の政治にも求められているのかもしれません。
『「社会を変える」のはじめかた 僕らがほしい未来を手にする6つの方法 (vita)』 著者:横尾俊成 出版社:産学社 >>元の記事を見る

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