『野獣の怒り』(双葉社)

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 17日に熊本県内で開催された格闘技イベントで、元ボクシング王者でPRIDEK-1のリングで活躍した西島洋介の引退試合の相手を務めたボブ・サップ。試合はサップの1ラウンドKO負けで幕を閉じたが、イベントの主役はサップだったという。

「“サップ来たる”と連日、地元では大々的にPRが行われ、地元の人気ゆるキャラ・くまモンとのコラボTシャツも発売された。試合翌日からは、イベント出演や地元の企業のCM撮影でスケジュールがぎっしり。もはや、サップにとって試合に出るのは勝敗よりも、しっかりリングに立ってギャラをもらうためだから勝敗は二の次で、『早く負ければ、それだけ儲かる』というドライな考え。ああ見えて、サップはものすごく頭の回転が速く、銭勘定も超一流」(地元の格闘技関係者)

 今年発売された暴露本『野獣の怒り』(双葉社)でK-1からのギャラ未払いの内幕などを暴露したサップだが、K-1の全盛期はお茶の間でも人気者に。K-1の消滅後は韓国でタレント活動を行い、人気を集めていた時期もあったが、今年は日本で再ブレークを果たした。

「ソフトバンクや明治安田生命のCMにマスクマン役で出演したり、CMオファーが殺到。『VS嵐』(フジテレビ系)などのバラエティ番組や、堀北真希主演の連ドラ『ミス・パイロット』(同)にも出演。アントニオ猪木率いるプロレス団体・IGFでは好き勝手なファイトを繰り広げ、稼ぎの主軸であるパチンコのホール営業は1本100万円でハシゴもこなす。かつて、K-1で稼いでいたころは、稼いだ分を散財していたようだが、最近、サップの窓口となっている女性マネジャーはサップに蓄財を勧めたようで、サップは周囲に『今年だけで(貯金を)億ためた』とうれしそうに話していたそうだ。一体、今年どれだけ稼いだことやら」(格闘技専門誌記者)

 日本国内での格闘技ブームが去った今、サップのような人間離れした肉体と“処世術”がなければ生き残れないようだ。