貫禄のゴルフで圧勝!大会連覇を挙げた(撮影:米山聡明)

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<ダンロップフェニックス 最終日◇24日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
 上位に顔をそろえた松山英樹、金亨成、片山晋呉ら日本で賞金王を争う面々に影すら踏ませなかった。トータル9アンダーの単独首位から最終日をスタートしたルーク・ドナルド(イングランド)が、トータル14アンダーまでスコアを伸ばし2位に6打差をつける圧勝劇で大会連覇を達成した。
L・ドナルド、貫録のノーボギーで大会連覇へ王手
 1番からセカンドを60センチにつけるスーパーショットでバーディを奪い、いきなり後続の心をへし折った。続く2番で5メートルを沈めて連続バーディとすると、4番パー5もきっちりバーディ。7番では10メートルのパットを放り込み前半で早くも独走態勢を築いた。4打差で迎えた17番パー3でティショットをグリーンに乗せたところで勝利を確信。ラウンド中は決して崩れることがなかった表情に笑顔が浮かんだ。
 2013年シーズンは米ツアーでも欧州ツアーでも思うような成績を残せず、ここまで勝利はなし。今大会がドナルド自身の今季初勝利だった。
 夏場を過ぎた頃には新コーチのチャック・クック氏とスイング改造に着手。これまでのコックを使うアップライトなスイングから、正確性とメジャーなどの緊迫した舞台でも崩れることのないフラットな軌道のスイングにチェンジした。その効果は今大会でもさっそく発揮され「去年よりもボールコントロールが良かった」と方向性が間違っていないことを証明した。
 ドナルドにとって究極の目標は、まだ手が届いていないメジャーの頂。世界ランクナンバー1に立った際にも、その手にメジャータイトルがないことから一部メディアからは“真のナンバー1”ではないと辛らつな報道もされた。それでも、08年の手首の手術をきっかけに追い求めてきたショートゲームでスコアを作るスタイルは円熟の域。今大会で見せた新スイングとかみ合えば、“真のナンバー1”の座もおのずと見えてくるはずだ。
 「今年は良いシーズンではなかったけど、この大会で“優勝する”という感覚を取り戻すことが出来た。このフィーリングは来年に持っていくことが出来れば、来年はもっといいシーズンになると思う」。ラリー・マイズ(89年、90年)、タイガー・ウッズ(04年、05年)に肩を並べたフェニックスでの連覇が復活への始まりとなる。
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