ここ数年、クレジットカード会社各社から「リボ払い専用」のクレジットカード」が続々と誕生し、その人気が拡大中だ。今回は「リボ払い専用カード」の人気の理由と上手な利用方法、そして利用する際の注意点を紹介しよう。

 まず、代表的な「リボ払い専用カード」には下記のようなものがある。

カード名 / カード会社名
年会費 還元率 国際
ブランド
リボ払い手数料(実質年率)
初回手数料の有無
DCカード Jizile
(ジザイル)/三菱UFJニコス
無料 1.5% VISA、Master 15〜18% なし
P-one FLEXY 
/ポケットカード
無料 1.6%
Master 14.95〜17.95% あり
JCB EIT 
/JCB
無料
0.86〜1.5%
JCB 15%
なし
R-styleカード 
/ジャックス
無料
1〜1.1%
Master 15%
なし
エブリプラス
/三井住友
無料 0.5〜1.5% VISA 18%
なし

 なぜ、これらの「リボ払い専用カード」が人気を集めているのか。

 上記に掲載した「リボ払い専用カード」の特徴をまとめると、以下のようになる。
,曚箸鵑匹痢屮螢槓Гだ賤僖ード」が年会費無料
年会費無料のクレジットカードとしては異例の高還元率
「リボ払い」なら毎月の支払い金額が一定のため、家計が管理しやすい

 つまり、「年会費無料でありながら高還元で、月々の支払いも楽」ということになる。しかし、注意しなければならない点があるのも「リボ払い専用カード」の特徴だ。

そもそも「リボ払い」って何だ?

 クレジットカードを利用した場合、その利用金額の支払い方法には大きく分けて「一括払い」「分割払い」「リボ払い」の3種類がある。

「一括払い」とは、利用金額を一度にすべて支払う方法。利用してから支払いまでには1〜2カ月のタイムラグがあるが、「一括払い」で支払う場合には手数料はまったく必要ない。

 一方、「分割払い」とは支払い回数を指定して、利用金額を支払い回数で割った金額を毎月支払う方法。通常、2回の分割払いでは手数料はかからないが、3回以降を選択した場合には残高に対して実質年率12〜15%程度の手数料が必要になる。

 そして「リボ払い」の「リボ」とは「revolving=回転する」という意味で、「リボ払い=回転信用方式」と呼ばれるもので、一般的には毎月の支払い金額を設定しておき、利用金額に関係なく、設定金額を支払う方法だ。

 利用金額が「リボ払い」の設定金額よりも少ない場合は、通常の「一括払い」と同じように処理されるが、利用金額が設定金額よりも多い場合には、設定金額だけを支払い、残りは翌月以降に繰り越すことができる。ほとんどの場合、毎月の支払い金額は自由に決められるので、多く使いすぎた場合でも、家計が苦しくなることが少ないというメリットがある。

 ただし、利用金額が「リボ払い」の設定金額を上回り、2回以上繰り越す場合には残高に実質年率15〜18%程度の手数料がかかる。しかも、利用金額を設定金額を上回ることが多いと、残高が増え続けて返済が長期化してしまい、手数料の負担が重くなるというリスクがある。

 では、いったい「リボ払い」と「一括払い」では、どの程度の違いがあるのか。実際に支払い方、支払い総額をシミュレーションしてみよう。

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