この日、世界との差をまざまざ見せつけられた(撮影:米山聡明)

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<ダンロップフェニックス 2日目◇22日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
 国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」の2日目。連日のイーブンパーで9位タイにつけた松山英樹の表情はこの日も冴えなかった。
10位タイの松山英樹、上がり2ホールにぶぜん
 ティショットは比較的安定してフェアウェイをとらえたものの、ピンを狙うショットがなかなかチャンスにつかない。5番でボギーが先行すると6番では3パットで連続ボギー。7番パー5ではバーディを奪ったもののセカンドショットを放った後に納得がいかずクラブを叩きつけるなどいらだつ様子が目立った。
 後半は10番のチップインバーディなどで2つスコアを伸ばしたものの、「納得のいくショットは1、2回しかなかった。その中でよくこのスコアで回ってこれたと思う」とバッサリ。前日は、腫れた右ほほの治療を行った後に練習場に戻って精力的に打ち込んだが、「(成果は)出てないです」とコース上で手ごたえをつかむことはできなかった。
 同伴競技者のプレーも自身へのいらだちを増幅させた。前年王者のルーク・ドナルド(イングランド)は、松山よりも下の2オーバーからスタートしながらこの日ベストスコアとなる“66”をマークして一躍首位タイに浮上。ドナルド自身スイング改造に取り組んでいる最中とあって決して本調子ではなかったが、この日は松山と5ストロークの差がついた。
 「自分と同じ状況(ショットが不調)の人が5アンダーで回っている。やっぱりショートゲームとパッティングだと思った」。
 象徴的だったのが松山が連続ボギーを叩いた前半の5番、6番だ。5番では松山がグリーン左から寄せに失敗したのに対し、ドナルドは約10メートルを放り込んでバーディ。6番パー3ではドナルドは2メートルの微妙なパットを決めてパーを拾ったが、松山は3パットのボギー。「本当にイージーなところからミスをしている。練習しているのに何やってんだろうって思った」とグリーン周りで露呈した世界との差に肩を落とした。
 だが、松山自身は納得しなくとも悪いなりにトップとは3打差にとどまった。「上にいくことが賞金王にもつながると思うので、少しでも上にいきたい」。この日の屈辱は最終日にドナルドとの最終組対決で晴らしてみせる。
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