問題となったツイート(画像はツイッター魚拓サービス「ツイッ拓」より)

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マクドナルドでコーラ1個を注文したら3分待たされたとして激怒し、クレーム対応した従業員の実名をツイッターで晒すなどしたユーザーが、アカウント削除に追い込まれてしまった。

ネット上で「従業員の名前を晒すのはやりすぎ」「ただのクレーマーでは」などと批判が上がったためだ。

文書での詫び状にも許さず、怒りまくる

マクドナルド●●店(原文は実名)がナメた対応してくれるので一言物申し中」

騒ぎの発端は、あるユーザーが2013年2月27日に投稿したこんなツイートだった。ツイートには、クレーム対応に当たったと思われる従業員の名刺を撮影した写真が添付されていて、名前が丸分かりだ。

ユーザーは、コーラ1個を注文したら3分もかかった、ということが気に入らなかったらしい。その怒りはかなりのもので、27日夜にも、

マクドナルド●●店の店長・××(実名)から電話かかってきたけど、こいつアホ過ぎて笑えないんだけど。所詮外食産業なんてこんなもんか」

と、電話で謝罪があったにもかかわらず全く腹の虫がおさまっていないことをツイートした。

3月3日には、この店舗から文書で詫び状が届いたとツイートしたが、文章が「晩秋の候」で始まっていることから、謝罪文はコピー&ペーストしたものだとして、さらに怒ってしまったようだ。この文書も全文画像で添付し、自分の名前はしっかり黒塗りにしつつ、また店名と店長の実名を晒し上げた。

「いい大人がたったの3分待てないのか」

投稿された当時は話題になっていなかったが、13年11月19日になって、2ちゃんねるに「バカッター『なんでコーラ出すのに3分もかかんだよ』」などというタイトルのスレッドが複数立てられ、ツイートが引用されたことで、多くの人の目に触れることになった。

火がくすぶっていたところで、情報サイトが書いたことで大きな騒ぎに。ユーザーは11月22日までにアカウントを削除してしまった。

このツイートに、「あいかわらず、馬鹿な客がおおいなあ」「いい大人がたったの3分待てないのか」「コーラ三分で電話までさせて晒しあげるかよ?」など批判の声が上がった。

一方、「一切客が居ない状態で明らかにコーラ入れる作業しかしてないのに3分掛かったら何事だとは思う」「ほんとにコーラしか頼んでなくて、明らかにすぐ出せるような状況で、3分も待たされたらまぁ腹立つよね」など、実名を晒すなどの行動はともかく、「3分待った」ことに対しては同情的な声も上がっている。