アン・ドゥムルメステールが自身のブランドを去る

写真拡大

 ベルギー出身のデザイナーAnn Demeulemeester(アン・ドゥムルメステール)が、自身の名前を冠したブランドを辞任する。2014-15年秋冬コレクションがラストシーズンになると見られている。同氏が関係者宛に送った手紙によって明らかになった。

アン・ドゥムルメステールが辞任の画像を拡大

 Ann Demeulemeesterは1959年生まれ。今年で創立50周年を迎えたアントワープ王立美術アカデミーでファッションを学び、Dries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)らと並んで「アントワープ・シックス」と称されるなど、デビュー前から注目を浴びていた女性デザイナーで、自身のブランドは1985年に創立した。1992年にパリで初のショーを開催し、1996年にはウィメンズに加えてメンズコレクションを発表。デザイナーKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)から「クイーン・アン」と称される実力を持ち、2006年に開業した「表参道ヒルズ」にアントワープに続く路面店を出店するなど、世界に展開を広げている。

 ファッションはコミュニケーションの一形態と捉えるAnn Demeulemeesterは、モノトーンを基調に、詩的で対照的な要素が共存するデザインが特徴。25年以上続けてきた自身のブランドから去ることを告げた手紙には「私とブランドの双方に新しい時が来ている。そして、私達の道が別れる時だと感じている」などと綴られた。