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海外での事故や突発的な病気。最近では日本語通訳サービスまでちゃんとついている海外旅行保険も多いので安心ですが、やはり勝手の違う外国では病院に行くとなるとちょっと身構えてしまいますね。外国人も日本でそうした経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。日本に住む20人の外国人に、日本の病院で困ったことを聞いてみました。

■言葉。説明が難しいので(オランダ/30代前半/男性)

■言語が難しい。健康保険がないと医療費が高い(マリ/30代前半/男性)

■最初のころは言葉でした(チュニジア/40代後半/男性)

実はこれが一番多いのかな、と思っていましたが2番目、それもたった3人の方が「言葉が難しい」と答えました。病名などは日本語でもよく意味が分からないこともありますから、外国人ならなおさらだと思います。

■2回しか行っていませんが、困ったことはひとつもなかったです(ブラジル/30代後半/男性)

■困ったことはありませんでした(フィリピン/40代前半/女性)

■特に問題ないです(中国/20代後半/女性)

■特にないです(台湾/40代前半/男性)

■困ったことはありませんが、いつもひとりで行くので寂しくてたまに涙が出ます(イラン/20代前半/女性)

一番多かった答えがこちら。大学病院などでは英語を始め、外国語でやりとりをしてくれるところもありますので、日本の病院事情は意外と外国人にも優しいのかもしれません。とはいえ、病気の時はただでさえ心細いもの。ひとりで行くとより一層さびしいと感じてしまいそうですね。

■待ち時間です(インドネシア/40代前半/女性)

■予約していないで行くと時間がかかることです(シリア/30代前半/男性)

これには日本人も辟易(へきえき)しているのではないでしょうか。予約して行ってもその時間通りに診察を受けられないこともざらにあります。インドネシアやシリアではそんなに待たずに治療が受けられるのですね。うらやましいです。

■薬が無料でないことです。ギリシャでは、国民保険に入っている人は無料になっているはずです(ギリシャ/30代前半/男性)

■来日したばかりの時は薬の量の多さ。説明もなく、いっぱいもらう。最近はそれが変わってきていますが、すぐ薬を渡されてしまう……。違和感があります(スウェーデン/40代後半/女性)

保険に入っていても薬は有料、それでいて大量にくれるというのは確かに困りものです。

■ほとんど問題ないです。でも、時々夜の緊急や日曜日など先生がいないとか、病院が休みとかは困ります(大きい病院なら先生がいますが、紹介書がないとお金をとられたり、薬は1日分しか出さず、結局また月曜日にもう一度来てと言われたりします)。タイでは24時間先生がいます(タイ/30代後半/女性)

■診断書を書いてもらう時に、高額な費用がかかったこと(ドイツ/30代後半/男性)

紹介状のシステムは大病院に限ったことではありますが、ほかの国にもこんな習慣があるのか知りたいです。診断書に関しても結構な額ですので、日本の病院では何かにつけてお金を取られるというイメージなのかもしれません。タイでは緊急医療が進んでいますね。いつでも病院が開いていると思うと安心感がありそうです。

■治療はあまり良くないと思う(アメリカ/30代前半/男性)

医療先進国から見ると、日本の医療はまだまだなのでしょうか。

世界中どの国でも医療現場にはそれぞれ問題がありますが、外国人から見ると日本の問題が浮き彫りになって見えるのかもしれません。何にせよ、「病院へ行ったことはありません(ロシア/20代後半/女性)」という方のように、怪我も病気もなく健康でいることが一番ですね。

(岩佐史絵)