左から橋本愛、染谷将太、深津絵里

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岩明均の漫画『寄生獣』が実写映画化されることがわかった。

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1988年から漫画雑誌『モーニングオープン増刊』、1990年から『月刊アフタヌーン』で連載された『寄生獣』は、正体不明の寄生生物と共生することになった人間たちを描いた作品。連載終了から20年が経過した現在でも国内外で高い人気を誇っている。ハリウッドのプロダクションが原作権を取得していたため日本での映画化が難しかったが、今年に入ってハリウッドとの契約が切れたことから東宝が映画化権を獲得し、今回の映画化が実現した。

右腕に宿った寄生生物「ミギー」と共生する主人公・泉新一役を染谷将太、新一が通う高校に教師としてやってくるパラサイト・田宮良子役に深津絵里、新一の同級生で幼馴染みのヒロイン・村野里美役に橋本愛がキャスティングされている。監督・脚本・VFXは『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでメガホンをとったほか、伊丹十三作品でSFXやデジタル合成を手掛けた山崎貴。共同脚本はドラマ『リーガル・ハイ』の古沢良太が務める。

撮影は2014年1月からスタートし、PART1、PART2の2部作での製作が予定されている。PART1は2014年12月、PART2は2015年に公開される予定だ。地球と人間の関係性について問いかける作品を目指しながら、新一とミギーとの友情や、他の寄生獣たちとの戦い、別れなどを壮大なアクションで描いた作品になるという。また、テレビアニメ化のプロジェクトも同時に進行しているとのこと。

山崎監督は「原作は発表時から何年も経った今も全くその輝きを失っていません。それどころか東日本大震災を経た今だからこそ、さらに深みを増しているとさえ言えると思います。この作品を通して、自然は、時代は、僕らにどう生きろと語りかけてきているのかをもう一度見つめ直してみたいと思っています」と意気込みを語っている。

主演の染谷は「フィクションというものが自分は好きです。虚構をあたかも現実に変換するというのは映画ならではです。しかし、これが本当の現実にあったら恐ろしすぎる。しかもいずれそんな日がやってくるのではなかろうか?そんな気がした『寄生獣』。ある種、これから自分は、寄生獣の世界を体感して来ます。そしてその世界を、皆様にもスクリーンを通して体感してほしいです」とコメント。

原作の岩明均は「漫画原稿『寄生獣』は、ほとんどを1人で手がけた創作物ですが、対し映画は多くの人の知恵と技の結集。『まったく別の生命』として、その誕生を楽しみにしています」と期待を寄せている。