従来の公共サービスとは一線を画す図書館サービスや「蔦屋書店」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)が、山口県周南市との間で「新たな徳山駅ビル整備基本構想」の実現に向けた連携について合意したと発表した。カフェ等と一体的に運営する図書館を核に、商業などの機能を持つ複合施設として2018年以降の開業を計画。撤去費を含まない新駅ビルの整備費はおよそ25億円と想定している。

CCCが山口県周南市と連携の画像を拡大

 周南市は今月に入り、中心市街地の活性化や市民サービスの向上を図ることを目的とした「新たな徳山駅ビル整備基本構想」を策定。事業推進に向けて民間のノウハウを活用した新たな公共サービスと民間サービスを提供する施設の建設・運営が必要だったことから周南市では、「代官山 蔦屋書店や武雄市図書館・歴史資料館に代表されるCCCのコンセプト企画力やノウハウ等を十分に活用することが、新駅ビル整備事業の成功に繋がるものと確信」し今回の連携に至ったという。両者は今後、コンセプトの具体化などで協力していくという。

 新徳山駅ビル(仮称)は「このまちへ来る人へのおもてなしの場」「このまちに住んでいる人たちの居場所」「人が集い楽しむこのまちの賑わいと交流の場」がコンセプトで、延床面積は約4,500平方メートルを予定。カフェのほか学習スペース等と一体的になった図書館を中心に、展望スペースや交流スペース、商業施設、地域情報・行政サービス・観光案内のスペースなどの機能を持つ複合施設を整備して、市民サービスの向上、中心市街地の活性化を図る。