朗報!チョコ好きはお腹の脂肪と体脂肪率が少ないことが判明―スペイン研究

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12歳から17歳を対象にした調査の結果、チョコを食べる量が多い人は、体脂肪率と、お腹の脂肪の量が少ないことが明らかになりました。また、以前の研究では、チョコを多く食べる人はBMIが低いことも分かっています。

チョコレート=ダイエットの敵、は常識。しかしスペインの研究によると、チョコレートを多く食べるティーンエージャーはお腹の脂肪が少ないことが明らかになりました。

グラナダ大学は、12〜17歳のヨーロッパ人1258人のチョコレートの消費量、BMI、腹囲、体脂肪率を調査しました。この結果、平均よりも多くチョコレートを食べる若者は、お腹の脂肪が少なく、身体全体の体脂肪率も低いことが分かりました。

また以前には、カリフォルニアの成人1000人を対象にした調査でも、チョコレートを食べる頻度が高い人はBMIが低いという結果が出ています。

でも、「チョコを食べたら痩せるらしい!」と安易に飛びつくのは危険。この研究では、どのような種類のチョコレートがいいのか、ということまで解明されていません。また、あくまでも「ヨーロッパのティーンエージャー」の調査結果ですから、私たちにそのまま当てはまるとは限らないのです。

いずれにしても、カカオには健康効果も報告されていますから、甘いものを我慢するのがどうしても辛いときにはチョコをひとかけら、というのがいいかもしれませんね。

参考:Eating chocolate lowers fat, says study
http://www.news.com.au/lifestyle/health/eating-chocolate-lowers-fat-says-study/story-fneuzkvr-1226759252500