<大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,442ヤード・パー72)>
 国内女子ツアーも残すところあと2戦。しかし最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場できる選手は賞金ランキング25位以内の選手か今季の優勝者のみ。つまり来季のシード権を獲得を目指す選手にとっては今週の「大王製紙エリエールレディスオープン」が最後のチャンスとなる。

 国内女子ツアーでは永久シード選手を除いた賞金ランク上位50名に来季のツアー出場資格が与えられる。現在、ランキング50位以内で永久シード選手は31位の不動裕理ただ1人なので実質的に今週が終わった時点で51位までの選手が来季のシード権を獲得することになる。
 現在のランキングを見ていくと、多くの実力者たちが苦戦していることがわかる。その代表格の1人は55位につける上田桃子だろう。上田は国内外で9勝、2007年には賞金女王を獲得した実力者だ。しかし今季は不振に喘ぎ、主戦場とした米国女子ツアーのシード権を喪失。今大会で51位以内に滑り込めなければ、日米のシード権を失うことになる。
 しかし上田のシード獲得への条件は決してやさしくない。現在シード獲得当落線上の51位につける藤田幸希の獲得賞金は約1700万円で上田との差は約320万円となっている。今大会の獲得賞金は単独7位でも350万円なので上田は最低でも単独7位以上の成績を残す必要ある。しかしこれは藤田が賞金を加算できなかった場合の計算であるし、他の選手の成績によっては届かない可能性もある。あくまでも最低条件が単独7位以上なのだ。
 また上田以外にも63位の三塚優子や70位の諸見里しのぶなどメジャー大会を制した経験を持つ実力者たちがシード獲得圏外で苦しんでいる。三塚と諸見里についてはメジャー優勝者の資格で来季までのシード権が与えられているのでシード喪失にはならないが、それでも国内女子ツアーの厳しい現実を感じずにはいられない。
 メジャー覇者や歴代の賞金女王獲得者がシード権を維持するのも厳しい現在の状況はそのまま国内女子ツアーのレベルの高さを象徴していると言っても良いだろう。泣いても笑っても今週、来季のシード権が確定する。
【50位以下の主な選手】
51位:藤田幸希(16,965,463円)
55位:上田桃子(13,756,000円)
56位:東浩子(13,685,500円)
63位:三塚優子(10,946,250円)
64位:辻梨恵(10,879,972円)
70位:諸見里しのぶ(8,880,332円)
71位:シン・ヒョンジュ(8,832,500円)
79位:山村彩恵(6,287,666円)
92位:斉藤愛璃(4,196,594円)
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