イタリア代表は18日にナイジェリア代表との国際親善試合に臨み、2−2と引き分けた。FWジュゼッペ・ロッシのゴールで先制し、逆転されたものの、後半立ち上がりにMFエマヌエレ・ジャッケリーニが再び同点とした。チェーザレ・プランデッリ監督は良い兆しを感じ取ったようだ。

「我々は素晴らしい試合をした。たくさんのチャンスをつくった。結果は良くなかったが、こういったパフォーマンスは常に見たいものだ。G・ロッシと(マリオ・)バロテッリは気に入ったよ。すぐにうまくいったね。1−0としてから、我々は不毛なポゼッションをしてしまった。2点目を決められたはずだ」

「ブラジルでの本大会まで数カ月となったが、我々には多くの確実な点がある。いくつか考えなければいけないことはあり、それはそれでやっていく。いずれにしても、2013年は非常にポジティブだった。コンフェデレーションズカップでは素晴らしかったし、重要なシーズンだったよ」

一方、バロテッリは試合後に苛立ちを見せている。ゴールを決められなかったためか、あるいはチームメートからのパスがなかったためか、試合終了のホイッスルが吹かれると、チームメートたちが対戦相手と握手し、クレイブン・コテージの観客にあいさつしている間に、バロテッリは早々とピッチから走り去っている。