ついに女王レーストップに浮上した横峯さくら、残り2試合その他選手の逆転の可能性は?(撮影:福田文平)

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<国内女子賞金ランキング>
 国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」終了時点での賞金ランキングが発表された。同大会で今季4勝目を挙げた横峯さくらが森田理香子を逆転し、賞金ランクトップに立った。また同大会単独2位に入った吉田弓美子が3位に浮上している。

 ついに女王レースが大きく動いた。開幕戦を制し、夏までに3勝を挙げた森田は今季のほとんどで賞金ランク1位に君臨していたが、終盤の試合で勝ち星を積み重ねた横峯がついにトップに立った。2位に順位を下げた森田との差は約1200万円となり、横峯は2009年以来となる2度目の女王戴冠に大きく前進したと言える。
 ここで横峯以外の選手の賞金女王の可能性を考える。残り2試合で2連勝を達成したとして獲得できる賞金は4300万円。つまりすでに横峯に4300万円以上の差をつけられたランク7位の比嘉真美子以下の選手は事実上、賞金女王の可能性が消滅したことになる。
 ではそれ以上のランクの選手はどうかというと、森田を除く選手たちは極めて厳しい状況にあると言える。3位に浮上した吉田を例に取ると、横峯との差は現在約3400万円。さらに最終戦で予選落ちがないことを踏まえると、3位の吉田までの選手は最低でも残り2試合連続優勝が絶対条件。それも横峯の結果次第では2連勝を挙げたとしても届かない可能性がある。
 一方で約1200万円差の2位につける森田の逆転への条件は3位以下の選手たちほど厳しくはないものの、1勝を挙げるか2試合とも上位に入ることが必要となる。いずれにしてもこれから横峯を逆転するのはかなり厳しい状況にあると言わざるを得ないだろう。しかし可能性が残る以上、勝負の世界では何が起こるかわからない。残り2試合となった国内女子ツアーにはどのようなドラマが待ち受けているのか。

【国内女子賞金ランキング】
1位:横峯さくら(119,007,638円)
2位:森田理香子(107,315,049円)
3位:吉田弓美子(85,404,900円)
4位:佐伯三貴(83,102,496円)
5位:テレサ・ルー(79,323,600円)
6位:アン・ソンジュ(79,319,680円)
7位:比嘉真美子(72,605,413円)
8位:イ・ボミ(70,337,099円)
9位:堀奈津佳(64,740,644円)
10位:全美貞(61,150,899円)
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