赤ちゃんにレム睡眠が多い理由

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大人のレム睡眠の割合は、睡眠全体で20%ほどですが、赤ちゃんは、レム睡眠の割合が50%も占めています。なぜ、赤ちゃんにはレム睡眠が多いのでしょうか?

赤ちゃんにレム睡眠が多い理由

実はレム睡眠は、お腹のなかの胎児にも現れます。胎児が成長する過程で脳が形づくられると、レム睡眠が現れて基本的な神経回路がつくられます。

妊娠の後期になると、胎児はお母さんのお腹のなかで睡眠と覚醒を繰り返します。レム睡眠に加えてノンレム睡眠も現れますが、大人ではレム睡眠は全睡眠の約20%なのに対し、胎児では50%以上がレム睡眠です。

生まれたばかりの赤ちゃんはずっと寝ていますが、その際もレム睡眠が多くの割合を占めています。仔牛や仔馬は誕生してすぐに立ち上がります。しかし、誕生間もないヒトの身体は未成熟で、立って歩くことはおろか、這うこともできません。

同様に脳も未発達なので、レム睡眠を多く取り、神経回路を発達させているのです。しかし、大人になり、脳が成熟するにつれて、レム睡眠の割合は減少していきます。成人後、レム睡眠とノンレム睡眠の割合は20%ほどになります。

赤ちゃんは未発達な状態で生まれてくるため、レム睡眠が多かったんですね。

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