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長く外国に住んでいると、その国の習慣が自然に身につくもの。留学から帰ってきて、日本の友人に対してうっかり「A-huh」なんて相槌(あいづち)をうっちゃって、ちょっと照れくさい思いをしたことがある人もいるかもしれません。日本に住んだことのある外国人たちもその逆の経験をしているはず! 母国に帰ってもついうっかりやってしまう日本の習慣を、日本に住む20人の外国人に聞いてみました。

○つい頭が……

■お辞儀(ブラジル/30代後半/男性)

■お辞儀(シリア/30代前半/男性)

■お辞儀をついついやってしまいます(笑)(中国/20代後半/女性)

■頭を下げることです(インドネシア/40代前半/女性)

■お辞儀(スウェーデン/40代後半/女性)

一番多かったのが「お辞儀」「会釈」でした。初対面の人と挨拶や名刺交換をする際、お辞儀やちょっと会釈をするのは日本ではむしろ礼儀ですが、外国人から見て握手をしながらお辞儀をされると仰々しすぎておかしく見えるようです。

○つい靴を……

■家に入る前に、靴を脱ぐ(ギリシャ/30代前半/男性)

■家の中で靴を脱ぐこと(アメリカ/30代後半/男性)

■会釈をする、他所の家にあがる時につい靴を脱いでしまう、など(オランダ/30代前半/男性)

■玄関で靴を脱いでしまいそうになります(ドイツ/30代後半/男性)

次に多かったのが、「玄関で靴をぬぐ」でした。アジアの多くの国々では習慣化していますが、欧米諸国ではあまり一般的ではないようです。ただ、部屋を汚さないために、と自宅を“土足禁止”にしている家庭もたまにはあります。

■うなずくこと(チュニジア/40代後半/男性)

■自分で気が付いているのは、相槌です(ロシア/20代後半/女性)

話をしている間、うんうんとうなずくのは相手の言葉をちゃんと聞いていることを伝える仕草ですが、これはどうやら日本独特のようです。相槌をうっていても日本ではそれが必ずしも「理解し、同意した」という意味ではない、というところもかなり独特かも……。

■食事する前の“いただきます”(フィリピン/40代前半/女性)

誰もいなくても、食事を始める時はつい「いただきます」と言ってしまいますよね。欧米では食事の前に「Bon Appetit(ボナペティ)」といったりしますが、これはフランス語で「めしあがれ」といった意味で、食事をサーブする人が食事をする人に、あるいは一緒に食事をする相手にかける言葉です。日本の「いただきます」とは意味も言う理由も違いますね。

■そう? と日本語でよく言ってしまう(マリ/30代前半/男性)

日本語で相槌や感心した時などに言う「ああ、そう」は、ドイツ語でも全く同じシチュエーション、ニュアンスで使われています。英語の場合、質問形で「そう?」と言うと「だから?」という意味になってしまいますので、話が混乱しそうですね。

■トイレにトイレットペーパーを流してしまう(ペルー/40代前半/女性)

トイレットペーパーをトイレに流すのは日本では当たり前ですが、実はそうではない国はかなり多いです。紙が水に溶ける素材ではないという理由だったり、排水管が日本のものよりずっと細く、詰まりやすいといった理由だったりします。

■飲食店に入って店員さんが案内してくれるまで待つ(韓国/30代後半/女性)

そういえば、日本ではファミリーレストランはもちろん、気軽な居酒屋でも席まで案内がある店がありますので、とりあえず勝手に座っていいかどうかを聞くのが習慣になっていますね。

■お箸をもって行ってお箸でごはんを食べる、向こうの人を驚かせるのが楽しい(イラン/20代後半/女性)

ついうっかり、のふりをして遊んでいます。でもマイ箸を持ち歩くのは良いことですね。って、割り箸を使わない国では関係ないか?

中には、「マイペットボトルを持ち歩き(タイではみんな持ちません)(タイ/30代後半/女性)」や、「何でも整理すること(トルコ/20代後半/男性)」といった声もあり、それも日本ならではの習慣なのか?と思わせられるものも。とはいえ、同じアジアでもマナーや習慣は大分違い、日本の習慣の独特さがよく分かりました。

(岩佐史絵)