<三井住友VISA太平洋マスターズ 初日◇14日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>
 凍えるような寒さの中、石川遼が連覇へ向けて上々のスタートだ。米ツアーシーズン終盤から好調のショットに加え、今大会から取り入れた新たなスタイルのパッティングが冴えて6バーディ・1ボギーの“67”をマーク。5アンダーの6位タイにつけた。
石川遼の一打速報で大会初日を振り返る!
 スタンスを広げて腰を落としたパッティングアドレス。これまでの石川とは別人のようなスタイルがグリーン上にあった。「日曜日にも2、3時間練習して、月曜日は1日中パッティンググリーンで追及していった結果この形になった」。パッティングの不調から18位タイに終わった先週から大幅なモデルチェンジ。重心を下げたことに合わせてパターも33インチのピン型のものに変更した。
 石川自身は「打ちなれたストロークではないし、信ぴょう性はどうなのかなと思う。これから何年も続けていって自分のものにしたい」と変更過程でもあることから大きな満足感を示すことはなかった。それでも、この日のパット数は“28”をマーク。「いかに機械的に何回も同じストロークをできるか。まだその一歩目に過ぎない」と語った表情には充実感もにじんだ。
 過去2勝を誇る御殿場コースを知り尽くした攻めも披露した。16番ではティショットを左に大きく曲げてテレビ塔の機材に当てるミスショット。しかし、約190ヤードを残したセカンドをグリーン右サイドから傾斜を使って1メートルに寄せてバーディを奪ってみせた。「右に外してはいけない状況で左から風が吹いていたので、グリーン左のバンカーとピンの間を狙った。風に流されていい感じに寄ってくれました。いいマネジメントができたと思う」。リスクを見定めて好結果につなげたファインプレーにキャディとガッツポーズを見せて喜んだ。
 連覇へ向けて好スタートであることは間違いないがまだ初日。石川の表情が緩むことない。「明日もいいことがあっても悪いことがあっても、まだ2日目と言い聞かせてやっていきたい」。勝負はサンデーバックナイン。あふれる闘志はまだ胸に秘めて練習場へ足を向けた。
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