主演ドラマ『クロコーチ』(TBS系・金曜22時〜)で、いまも未解決の三億円事件を追う、極悪刑事・黒河内を熱演中の長瀬智也(35)。収録現場に密着してみると、ちょうどこの日に35歳を迎え、スタッフらに祝福されながらも、超ワイルドな“クロコーチ”の姿があった。

ーー『クロコーチ』の現場は……?

「監督は僕と同世代。『俺はこう思う』『僕はこうだ』と意見をぶつけ合って、納得のいく答えが出ると『せいか〜い』なんて言ったりして熱く語り合いながら作っています。そんななか、剛力ちゃんに癒されています。俺なんかいつも『体が痛てえ』なんて言ってるのに笑顔でいてくれてね(笑)」(長瀬・以下同)

ーーワイルドな魅力の秘密は……?

「全然フツーの男ですよ。実は俺は全然ワイルドじゃない。お芝居も歌も、結構細かいところにこだわったり、執着しちゃって、何テイクも撮ったりね。演技なら手の動きまで、歌ならブレスとかまでも考えちゃう。見ている人や聞いてる人は全然気づかないと思う。もう、ミクロの世界だよね(笑)」

ーー35歳の目標は……?

「ひとつめの目標はこのドラマを最後までやり遂げること。TOKIOが来年20周年を迎えるので、そこまでは頑張ろうかな、と。世の男性が安定に向かう節目の年齢であっても、俺は仕事もプライベートもガンガン攻めて前に進んでいきます。挑戦ができないことほど、面白くない生き方はない。結婚とかも今は考えていませんね。なんとなく40歳くらいなのかな、とは思ったりするけど」