風邪ですぐ薬を出す医者はNG

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薬のネット販売をめぐって、厚生労働省と楽天の三木谷浩史会長兼社長が火花を散らしているが、要は安全性をどう担保するかだ。薬は間違った飲み方をすれば、効き目がないばかりか、深刻な副作用を引き起こすことがある。そんな被害に遭わないために、上手に付き合う法とは。J−CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(http://www.j-cast.com/mono/bookwatch/)でも特集記事を公開中。

風邪で薬を出す医者は信用できない?

『死ぬときに後悔しない 医者とクスリの選び方』

「名医かヤブか。良薬か毒薬か。どうやって見分けますか」と聞かれても多くの人は自信がない。医者や薬の世話にはなりたくないと思っても、そうはいかない。そこで、長生きするために医者とクスリの正しい選び方を伝授しようというのが、アスコムからの『死ぬときに後悔しない 医者とクスリの選び方』(著・岡田正彦、1155円)である。

風邪を引いたと医者へ行けば薬をくれるが、風邪ですぐ薬を出す医者は信じてはいけない。原因はストレスですという医者にも用心だ。漢方薬は体にやさしいというが、これはウソ。血圧の薬はいつやめても大丈夫だそうだ。薬漬けにされ、健康を害しているたくさんの高齢者を見てきた予防医療学の専門家がそんな50の鉄則を教える。

99%の人が危険で間違った薬の飲み方

『よくわかる 薬の危ない飲み方、飲み合わせ』

木枯らしの季節になると風邪薬、忘年会が近づくと胃腸薬のCMが気になる。深く考えもせず、ついつい買って飲むが、それでいいのか。実業之日本社の『よくわかる 薬の危ない飲み方、飲み合わせ』(著・加藤哲太、1260円)によれば、「99%の人が、危険で効かない飲み方をしている」というから要注意だ。

昔から「ウナギと梅干し」など食べ合わせを戒める言い伝えがあるが、薬にも飲み合わせがある。いわく、「ステーキと胃薬は相性が悪い」「糖尿病の薬と酒は悪酔いのもと」「水なしで薬を飲むと胃潰瘍になる」――。食べ物や飲みものばかりでなく、サプリメントとの組み合わせや、薬同士の飲み合わせもあるという。悩んだとき、困ったときのために家庭に置いておきたい1冊だ。

抗うつ薬の様々な問題点を指摘

『薬づけからの脱却 治す!うつ病、最新治療』

「抗うつ薬を何年も飲んでいるのに症状が改善しない」「薬依存症になり副作用に苦しんでいる」。こういった悩みを抱えるうつ病患者が少なくないという。リーダーズノート出版の『薬づけからの脱却 治す!うつ病、最新治療』(編著・リーダーズノート編集部、1470円)は、その効果を否定しないとしながらも、抗うつ薬には様々な問題点があると指摘する。では、どうすればいいのか。国内外の最前線で活躍する専門家への取材を通して、最新治療を紹介しながらうつ病診断や治療のあり方に迫る。

「魔法の薬」「奇跡の薬」と期待され服用者が拡大した新型抗うつ薬「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」の副作用やリスクについても報告し、薬漬けからの転換が急務と訴える。