8年かかった悲願の初優勝!(撮影:米山聡明)

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<ミズノクラシック 最終日◇10日◇近鉄賢島カンツリークラブ(6,506ヤード・パー72)>
 全米女子プロゴルフ協会公式戦「ミズノクラシック」。朝から断続的に降り続いた雨に加えて、1日を通じて強風が吹きつけた最終日に“64”のビッグスコアをマークして大逆転優勝を果たしたのは台湾出身の26歳テレサ・ルーだった。

 トータル6アンダー6位タイからスタートしたルーは1番でバーディ発進を決めると、さらに3番、7番をバーディとしてスコアを伸ばした。しかし前半最終の9番でこの日初めてのボギーを叩き、この時点でトータル8アンダーと優勝争いからは一歩後退してしまう。
 だが圧巻なのはバックナインのプレーだった。11番で3メートルのパットを沈めてバーディとするとそこから4連続バーディを奪取。午後になって風がさらに強さを増す中、別次元のパフォーマンスを披露し、この時点で単独首位に浮上した。
 その後、一時は16番でバーディを奪ったシェラ・チョイ(韓国)に首位に並びかけられたが、上がり2ホールで後続を引き離す連続バーディで勝負あり。土壇場で勝負強さを見せたルーが日米通じての“初優勝”を引き寄せた。
 ルーは2005年にプロ転向、その翌年2006年からは米国女子ツアーに参戦したが優勝を掴むことはできなかった。その後2010年から日本ツアーに主戦場を移し、その年は賞金ランキング59位でシード権を獲得することができなかったが、翌2011年は33位、2012年は39位とコンスタントに成績を残しシードに定着。今季はここまでベスト10入りすること13回、その内3回で2位に入るなど自己最高のシーズンを送っていた。そんな中で掴んだは初優勝の喜びはどれほど大きいものだろうか。
 「8年間という長い間待ち続けた優勝。とても嬉しいです」プレー中はほとんど表情を変えることのないポーカーフェイスのルーだが、この時ばかりはとびきりの笑顔で優勝の喜びを噛みしめた。しかも今大会は日米両ツアーを兼ねる“特別な大会”。母国を離れ米国から日本へと渡り歩いたルーにとってこれ以上のない価値ある初優勝となったことだろう。
 今回の優勝によって米国女子ツアーに再び参戦する権利を得たルーだが、「米ツアーに再チャレンジしたい気持ちはあるけど、日本が好き。これからもメインフィールドは日本です」と今後も日本ツアーに腰を据えて参戦することを表明。日米で腕を磨き、今回の優勝で自信を得たルーが今後、日本ツアーの賞金女王候補に数えられることは間違いない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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