7バーディを奪い首位を捉えた一ノ瀬優希(撮影:米山聡明)

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<ミズノクラシック 2日目◇9日◇近鉄賢島カンツリークラブ(6,506ヤード・パー72)>
 三重県にある近鉄賢島カンツリークラブを舞台に開催中の全米女子プロゴルフ協会公式戦「ミズノクラシック」の2日目。トータル2アンダー11位タイからスタートした一ノ瀬優希が4連続を含む7バーディ1ボギーの“66”のビッグスコアをマークして首位タイに浮上した。

 「パッティングがすごく良くて、自信を持って打てた」と好調なパッティングを武器に前半から猛チャージを見せた一ノ瀬。3番からの連続バーディを奪って勢いに乗ると、7番から4連続バーディを奪うことに成功。一気にスコアを伸ばしてリーダーズボードを駆け上がった。この時点で単独首位。コースレコードの更新すら予感させたが、後半に入ってからはドライバーが乱れ始めスコアを1つ伸ばすに止まり、結局、大山志保、比嘉真美子と並ぶ首位タイで2日目のラウンドを終えた。
 一ノ瀬は今季の「Tポイントレディス」で初優勝。そこで優勝の喜びを知った一ノ瀬は「また優勝したい」と強い気持ちを持ってツアーに臨んでいた。しかしその2勝目が遠かった。惜しい試合もあったが、それは優勝の難しさを再確認することでもあり、今季の試合数が20を越えた辺りから一ノ瀬の優勝への気持ちは薄らいでいた。
 しかし一ノ瀬の優勝への気持ちは今再び燃え上がっている。きっかけとなったのは国内男子ツアー賞金王・藤田寛之の練習する様を「日本オープン」で見た時だ。「上に行く人の練習は他とは全然違うと感じました」40歳を過ぎて尚、飽くなき向上心で真っ暗になるまで練習を続ける藤田。その姿をまざまざと見せつけられた一ノ瀬は自分に足りないものに気づくことができた。きっかけはもう1つある。それは右肩甲骨の負傷により「マスターズGCレディース」を欠場したことだった。「出たかった大会に出られなかったことで試合に出たい。やっぱり優勝したいという気持ちが強くなった」これらのきっかけにより「もっとやらないといけない」と気持ちを入れ直した一ノ瀬は残り試合で“絶対勝つ”という強い気持ちを持って練習やトレーニングに取り組み今大会を迎えたのだ。
 今大会優勝者に与えられる米国女子ツアーへの参戦権については「あんまり考えていなかった」と話した一ノ瀬だが、「とにかく優勝したいです」と“優勝”の2文字を求める気持ちは強い。2つのきっかけが生んだ優勝への想いを明日の最終ラウンドで結実させることができるか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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