手数料はネット証券有利勉強するなら大手証券
NISA(少額投資非課税制度)口座の開設手続きが10月1日から始まっている。顧客獲得競争は一段と激化し、NISAの仕組みは理解している投資家でも、どこの金融機関でNISA口座を開設すると有利なのか、迷ってしまう。そこでネット証券、大手証券、ネット銀行、メガバンク、地方銀行、生命保険のNISA口座をキャンペーンも含めて比較しよう。きっと、有利でお得な金融機関が見つかる。

では、証券会社はネット証券がいいのか、全国主要都市に窓口を持つ大手証券がいいのか。手数料で比較すればネット証券がいい。松井証券はNISA口座を利用した株の売買手数料がずっと無料だし、SBI証券は国内株の売買手数料と海外ETFの買付手数料、マネックス証券は投資信託の購入時手数料と米国ETFの買い付け時の取引手数料が2014年の期間限定で実質0円だ。

対する大手証券の野村、大和、SMBC日興の3社は現金2000円プレゼントを実施。加えて、大和証券は住民票取得代行サービス+500円プレゼントという選択肢もある。住民票取得代行サービスは銀行や生命保険会社でも実施しているが、加えて500円がもらえるのはここだけ。住民票取得代行サービスは証券会社に取得のための委任状を提出する必要があるため、窓口での対応に限るところもある。また実際の取得作業は金融機関の依頼で居所調査などを行なっている専門会社が担当することが多い。情報漏えいの恐れはほぼないだろうが、代行の仕組みは知っておいたほうがいい。

大手証券も選択肢に入ると深野さんは言う。「ネットで取引することに不安のある人、株式投資が初めての人は、相対的に高い手数料は授業料と考えて、担当者に直接質問できる窓口のある証券会社を利用するのもいいでしょう。ただし、担当者の言いなりになってはいけませんよ」

疑問の残る商品、欲しくない商品を勧められた場合は、はっきり断る姿勢で担当者の話を聞こう。

ネット証券 NISAキャンペーン

SBI証券(2014年1月6日〜12月30日)
https://www.sbisec.co.jp/
NISA口座を開設した人は国内株式の買付手数料が一律0円になることにくわえて、海外ETFの買付手数料もキャッシュバックされるキャンペーンを実施中。

岡三オンライン証券(数に限りあり)
http://www.okasan-online.co.jp/
NISA申込書類の請求をするともれなくネットマネー9月号特別付録「NISA STARTBOOK トクする8つのセオリー(産経新聞出版)」をプレゼント。

カブドットコム証券(※1 2014年3月31日まで、※2 2014年1月6日〜12月25日まで)
http://kabu.com/
「NISA口座開設キャンペーン」では口座を開設すると500円プレゼント(※1)。「NISA株式買付手数料無料キャンペーン」では期間中何度でも株式、ETF/ETN、REITの買付手数料を何度でも無料に(※2)。売買手数料を一律で1%割引とする「NISA割」も使える。

松井証券(無期限)
http://www.matsui.co.jp/
NISA口座を開設して取引すると、2014年1月6日取引開始から株式、ETF/ETN、REITの買付、売却手数料を売買代金にかかわらず現行制度下では恒久無料に。ただしインターネット経由の取引に限る。

マネックス証券(2014年1月6日〜12月30日(予定))
http://www.monex.co.jp/
NISA口座を開設すると投資信託の購入時手数料と米国ETFの買付時取引手数料を期間限定でキャッシュバック。両商品の全取扱い銘柄が実質0円で購入できる。なお外国株サービス提供は2014年春を予定。

楽天証券(※1 12月31日まで、※2 11月29日まで)
https://www.rakuten-sec.co.jp/
NISA口座開設で「NISAおすすめファンド」の中から1銘柄の買付代金1000円分をプレゼント(※1)。マネーブリッジに登録してNISA口座開設すると楽天銀行「円定期預金」の金利が優遇(※2)。

アイザワ証券(10月31日まで)
http://www.aizawa.co.jp/
キャンペーン期間中に申し込み、13年末までにNISA口座開設手続きを完了すると、二つのコースから一つを選べる。「プレゼントコース」はQUOカード2000円分、「らくらくコース」住民票は取得代行サービス。

ネット銀行+大手銀行

ジャパンネット銀行(12月30日まで(申込書類の受付期間))
http://www.japannetbank.co.jp/
「JNBではじめよう NISA口座開設キャンペーン」ではJNB投資信託口座を保有(新たに開設も可)し、キャンペーン期間中にNISA口座開設をするともれなく2000円分のJNBスターをプレゼント。JNBスターは現金と交換(1JNBスター=1円)できる。

イオン銀行(※1 12月31日まで、※2 2017年末まで)
http://www.aeonbank.co.jp/
特典1はNISA口座開設手続きが完了すると2000WAONポイントプレゼント(※1)。特典2は口座開設書類を提出すると抽選で豪華賞品をプレゼント。第2回抽選は9月30日まで、第3回抽選は12月31日までに手続きを完了。さらに投資信託を購入すると、購入時手数料をWAONポイントで全額還元(※2)

三井住友銀行(12月30日まで)
http://www.smbc.co.jp/
NISA「はじめよう。」プロジェクトの2つの特典のうち、一つを選べる。特典A「NISA口座開設キャンペーン」は期間中に口座開設申し込みをして2014年2月末までに開設手続きが完了すると2000円プレゼント。特典B「住民票取得代行サービス」は住民票の写しを無料で代行取得。

ソニー銀行(※1 12月30日まで、※2 2014年3月31日まで)
http://moneykit.net/
「NISA口座開設とお取り引きで最大2,000円プレゼント!」を実施。NISA口座開設書類の受け付けが完了し(※1)、口座開設が完了する(※)と全員に1000円を。さらに口座で投資信託を1万円以上購入する(※2)と全員に1000円をプレゼント。両方の条件を満たせば合計2000円のプレゼントとなる。

みずほ銀行(10月31日まで)
http://www.mizuhobank.co.jp/
「みずほでNISA」プレゼントキャンペーンの特典1は期間中にNISA口座を申し込むと1000円プレゼントか住民票取得を代行。特典2はサッカー日本代表ユニフォームレプリカを3240名にプレゼント。手数料無料キャンペーンは口座を申し込んだみずほマイレージクラブ会員を対象にATM時間外手数料等を無料に。

りそな銀行(12月30日まで)
http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/
NISA口座事前申込キャンペーンでは、2コースから特典が選べる。Aコースは口座申し込みでりそなクラブポイントを2000ポイントプレゼント。Bコースは住民票を無料で取得代行(申込みは店頭受付のみ)。

楽天銀行(11月29日まで)
http://www.rakuten-bank.co.jp/
楽天証券と共同で「楽天証券でNISAをはじめよう! 円定期預金1ヶ月金利優遇」を実施。マネーブリッジ登録をして楽天証券のNISA口座を開設すると100万円を上限として「円定期預金1カ月」に年1%のキャンペーン金利(通常年0.06%)を適用。

三菱東京UFJ銀行(※1 12月30日まで、※2 2014年1月6日〜3月31日まで)
http://www.bk.mufg.jp/
NISA口座申し込みでもれなく500円プレゼント(※1)。さらにNISA口座での投資信託の初回購入時にもれなく1500円プレゼント(※2)【 10月から新キャンペーンあり】

ゆうちょ銀行(※1 12月30日まで、※2 2014年1月6日〜3月31日まで)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/
NISA口座を開設するともれなく図書カード(500円分)をプレゼント(※1)。さらに口座で投資信託の購入の申込みをするとQUOカード(1000円分)をプレゼント(※2)。

大手証券

大和証券(12月30日まで)
http://www.daiwa.jp/
「ダイワのNISA事前申込キャンペーン」では期間中に口座開設すると2000円プレゼントまたは住民票取得代行サービス+500円プレゼント。さらに新規資金で大和ネクスト銀行の円定期預金を申し込むと100万円を上限に金利を優遇。また、期間中に家族・友人を紹介して条件を満たすとそれぞれ3000円プレゼント。

SMBC日興証券(※1 2014年3月31日まで、※2 2014年1月6日〜12月30日まで)
http://www.smbcnikko.co.jp/
「NISA口座開設キャンペーン」は期間中に口座開設手続きが完了すると全員に現金2000円プレゼント(※1)。「NISA口座買付キャンペーン」は金額・株数指定取引「キンカブ」購入時のスプレッド0%、投資信託の購入時手数料0円(※2)。

野村證券(12月30日まで)
http://www.nomura.co.jp/
「野村でNISA 早期申込キャンペーン」期間中に口座開設手続きを完了するともれなく現金2000円プレゼント。プレゼントの入金時に口座廃止の手続きをしていたりする場合は対象とならないので注意。NISA口座ではないが、今なら家族・友人を紹介すると3000円の現金をプレゼントするキャンペーンも実施中。

生命保険
第一生命保険(※1 12月30日まで、※2 2014年1月6日〜12月30日まで)
http://www.dai-ichi-life.co.jp/
第1弾はNISA口座を申し込むと特定・一般口座での投資信託購入手数料が無料。住民票を無料で代行取得。投信口座を保有していない家族や友人がNISA口座を開くと紹介者に「サラリーマン川柳傑作300選」を先着500名にプレゼント(※1)。第2弾は口座で投資信託を購入すると購入手数料が無料に(※2)。

※金利は税引き前のもの。キャンペーンは予告なく終了する場合もある。

深野康彦
ファイナンシャルリサーチ 代表

中堅クレジット会社勤務などを経て独立。独立系ファイナンシャル・プランナーとして個人のコンサルティングを行ないながら、テレビ・ラジオ番組への出演、新聞やマネー誌、各種メールマガジンへの執筆など、メディアへの出演多数。



この記事は「WEBネットマネー2013年12月号」に掲載されたものです。