お金儲けの神様「邱永漢」人生最後の弟子で、2005年より中国四川省成都に在住。日本生まれの韓国人で、現在はグループ会社3社の社長兼取締役を勤める金さん。邱先生との日々はまさに「邱永漢学校」とも呼べるもの。今回からは金さんが邱永漢の意志を継いで、邱永漢学校の分校を開校します!

 ここ数回、邱永漢先生の教えの一部を皆さんにご紹介している間に、日本でもひとつ事業をやることになりましたので、日本支社をつくる準備をしています。

 中国に住んでいる私は日本の皆さんとはあまり縁がないのですが、橘玲さんにお誘いを受けたのがきっかけでこのコラムを書くようになりました。その時は日本で事業をする予定などはなかったのですが……。

 そこで、私の日本側での事業パートナーを募集しようと考えております。事業内容はまずは飲食業からスタートしますが、それをフードサービスと捉えるか、より広範にサービス業と捉えて事業を拡大できるかどうかは、事業を推進する私とパートナーとになるあなたにかかっていると思います。

 これは「邱永漢学校」の分校でもあります。

 忘れもしない、私が邱永漢学校に入学を申し込んだあの日、成都のシェラトンホテルの一室で「先生、決めました。ここ成都でやらせてください」と言うと、邱永漢はこうこたえました。

「そう、やるの? でも大変だよ。私のこの邱永漢学校はとても変わった学校なんです。普通は学生がお金を払って入学をして学費を払って勉強をするものなんですが、邱永漢学校は、校長である私が学生であるあなた方にお金を払ってあげて勉強をするところなんです」

「学費」が新会社の資本金を意味することはよくわかっていました。そして実際に、30万米ドル(約3000万円)の「学費」から私の学習は始まったのでした。

 残念ながら私が完全に卒業する前に邱永漢は逝ってしまいましたが、私の中にその魂は十分に無形の遺産として残っております。

 私のところでやって、儲かるかもしれませんし、儲からないかもしれません。事業とはフェアに見て、当たる確率はよくて1割です。ですが私が邱永漢から学んだことについては、10割の確率で伝えることができます。そしてその精神を継承できる人間であれば、私のもとであろうとなかろうといずれ成功していけるのだろうと思います。

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