東京オリンピック決定で盛り上がり、日経平均は今年の高値1万5942円に向けて上昇中!建設を筆頭にオリンピック関連株が好調だが、もちろん上がる株はほかにも多数ある。今月も材料満載のとっておき銘柄をお届け!

神鋼環境ソリューションは、神戸製鋼所の上場子会社で、水処理やゴミ焼却施設などに特化した企業だ。9月には2014年3月期の業績予想を上方修正したが、中身を見ると9月中間期の増収増益分を上乗せしただけ。下半期分は予想を据え置いたままで、下半期の業績を確認した後に再び上方修正に動く可能性が濃厚である。

今期は、前期の大口案件による好業績の反動で減収減益が予想されていた。しかし、落ち込み幅が当初見込みほどではないことがわかり、投資家が再評価して買いを入れる素地ができている。好業績の原動力は、水処理やゴミ処理施設のアフターサービス収入の増加だ。これまで設置したプラントが継続的に利益を生む事業構造になっていることがわかる。長期保有も可能だろう。

ベトナム工場も稼働し、東南アジア市場での事業拡大の足がかりになる見込みだ。発行済み株式数の過半を親会社が保有しているため、東証2部にとどまっているが、実力的には1部に昇格してもおかしくない。実質無借金に近い堅固な財務体質も魅力だ。神戸製鋼所による完全子会社化の噂が出ては消えしているが、PBRは株価700円で約3倍と高めであることから、このまま親子上場が続くと考えるのが自然だろう。

この記事は「WEBネットマネー2013年12月号」に掲載されたものです。