20131105柚木深つばさ04

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米国時間の10月30日、Facebookの最高財務責任者David Ebersman氏は、同社の第3四半期決算で「10代のユーザーが減少している」と発表しました。

同氏いわく、決算の電話会議のなかで「第2四半期から第3四半期における米国の10代の若者のFacebook利用は、全体的に見ると安定していたものの、デイリーユーザー数は、特に10代前半で減少した」と説明。

これまでも「10代の若者にとって、もはやFacebookの魅力は薄れている」という指摘が度重なる中で、今回の発表は同社がその事実を認めたと、米国で大きな話題を集めています。

■米国と日本の違いは? 10代のユーザー増減を調べてみた

米国の10代はFacebookに飽きているようですが、では日本の10代のFacebookユーザーはどうでしょうか。米国と日本の10代のユーザー増減に違いはあるのか、調べてみました。

株式会社クリスクが掲載している「1年間の年齢別Facebookユーザー比較」を見てみると、2012年5月〜2013年6月の10代(13〜19歳)のFacebookユーザー数は、どの年齢も増加傾向にあり、前年比もプラスになっています。

ほかにも、株式会社メンバーズが2013年9月時点のFacebookのユーザー数推移を調査。こちらも2012年9月と2013年9月の1年間で、10代のユーザー層にこれといった変化は見られず、むしろ8%から10%に割合が増えていることが見てとれます。

過去にAppWomanで取り上げた『Facebook、Twitter、LINE…国別シェアNo.1のSNSとは?』からもわかるように、そもそも米国はFacebookのユーザーが一番多い国です(2013年5月末現在)。それに比べて日本は、元々国内のFacebookユーザーが少ないこともあり、10代のFacebookユーザーの増減もそれほど目立たないのかもしれません。

■じゃあ日本の10代は、一体なんのSNSを使っているの?

株式会社Z会が「SNS利用やスマートフォンなどの所有に関する調査」を行ったところ、順に利用しているSNSはLINEが67.2%、Twitterが23.2%、Facebookは13.9%と並んでいます。

また、リビジョンが行った「SNSアプリについての調査」でも、もっともよく利用しているSNSはLINEが65%と回答。さらに、Twitterが29%、Facebookが5%と続いています。

数値に多少のばらつきがあるとはいえ、どちらもSNSの利用割合と順位が共通しているところが面白いですね。それぞれの理由を見てみても、LINE利用者は「友人との連絡手段がほぼすべてLINEだから」、「無料電話もできるから」、「連絡を取るのが楽だから」と回答。

一方のTwitter、Facebook利用者は「芸能人の情報や友人の状況を知るために利用する人が多い」とのこと。10代ゆえに周囲との関係を意識して、また経済的な負担を抑えられる……いま旬なLINEを取り入れているかもわかりません。

ほかにも、これらSNSの利用割合によって、その国の国民性や特色が垣間見られそうな気がするのも、なかなか興味深いポイントかもしれませんね。10代の子を持つ親御さん、もしくは自分が10代だった頃のことを考えて、みなさんはこれらのデータ結果からなにを考えるでしょうか?