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●ニコ生では約6万人が視聴したエレクトロニック・スポーツの大会
海外では総額賞金額8億円になる大会も開催され、競技人口の増加とともに大きな盛り上がりを見せるエレクトロニック・スポーツ(以下、eスポーツ)の日本で唯一となるフランチャイズチーム対抗戦「マイナビ Presents eスポーツ JAPAN CUP」(主催:日本eスポーツエージェンシー株式会社)第5回大会が2日、東京・汐留の日テレホールで開催された。

今回の大会では、『FIFA14 ワールドサッカー』部門、『鉄拳タッグトーナメント2』男性部門/女性部門の2種目3競技で、全国から5つのチームが参加して、日本一の座をかけた熱い戦いを繰り広げた。

各競技ルールは、ダブルイリミネーション方式を採用しており、『FIFA14 ワールドサッカー』の試合時間は15分間。『鉄拳タッグトーナメント2』は、3本先取の試合を2セット制したチームが勝ちとなるルールで、それぞれの競技ごとに個人優勝者を決定するほか、3競技の成績により、優勝チームを決定する方式となる。

開会式で第4回大会の優勝チームである北海道の「Naturals HOKKAIDO」が優勝トロフィーを大会実行委員長の筧誠一郎氏に返還、続いて参加チームを代表して「Naturals HOKKAIDO」の羽染選手が選手宣誓を行い競技がスタートした。

競技は『鉄拳タッグトーナメント2』の女性部門の予選ラウンドから始まり、続いて男子部門予選ラウンド、『FIFA14 ワールドサッカー』予選ラウンドを実施。この日の競技の模様は、ニコニコ生放送でも生中継されており、5万8,000人以上のユーザーが競技の模様を見守りつつ、2万件近いコメントが寄せられていた。

予選ラウンドを勝ち抜いたのは『鉄拳タッグトーナメント2』女性部門が「GAMES okinawa」の加藤選手と「TODA CYCOLOTIX」の靆鄙手、男性部門は「GAMES okinawa」の阿部選手、「TODA CYCOLOTIX」加藤選手、『FIFA14 ワールドサッカー』は「GAMES okinawa」松本選手、昨年のチャンピオン「Naturals HOKKAIDO」羽染選手が決勝へと駒を進めた。

決勝戦は、まず『FIFA14 ワールドサッカー』から行われ、松本選手が昨年に続いて2連覇を狙う羽染選手の一瞬の隙をついて見事優勝を決めた。続いて行われた『鉄拳タッグトーナメント2』の女性部門では、加藤選手は、靆鄙手を破って優勝。最後に行われた『鉄拳タッグトーナメント2』の男性部門は、「GAMES okinawa」に所属する阿部選手が優勝し、第5回大会は「GAMES okinawa」チームが、3競技全てで優勝を飾る完全勝利で、チーム優勝の栄冠も手にした。

また、本大会で最もインパクトを残した個人の選手に送られる「めぐりズム賞」は『鉄拳タッグトーナメント2』の男性部門に出場した「Naturals HOKKAIDO」の中山選手が受賞。約7時間にわたって行われたこの日の大会の模様は、プレミアム会員であれば「ニコニコ生放送」のタイムシフト機能で視聴可能となっているほか、11月24日に日テレG+で 25時30分よりされる。

次のページでは、「Naturals HOKKAIDO」のオーナー代行として会場に姿を見せたサンプラザ中野くんにeスポーツの魅力について話を聞いた。……続きを読む

●サンプラザ中野くん「eスポーツは競技なので、彼らは競技で勝つためにやっている」
「マイナビ Presents eスポーツ JAPAN CUP」の会場には、ロックバンド・爆風スランプのボーカルであり、「Naturals HOKKAIDO」のオーナー代行のサンプラザ中野くんも姿を見せていた。「eスポーツ」の魅力について強く惹かれたという彼に、「eスポーツ」の魅力について話を聞いたので、 「eスポーツ」って何? という人は、ぜひ読んでいただきたい。

――「eスポーツ」のどんなところに惹かれたのでしょうか?

時代性として明らかにコンピューターゲームが、モータースポーツの次に来るのはこれだと感じたことにあります。ゲームがうまい若者たちは、日本にいっぱいいますが、その子たちが「俺、ゲームで食べていけるかも」という夢を追える場を作らなくてはと思い、北海道の友人に声をかけて、今に至ります。

――夢というのは?

僕がロックバンドを始めた頃はバンドをやっていたら「不良だ」と言われたり、「ロックで飯は食っていけない」「ロックで食えるわけがない」と言われていた時代なんですが、現在、日本でゲームプレイヤーに向けられている世間の目が、そういった時代にとても似ていると思います。僕自身も白い目を見られていた身としては、そういった子たちの出口を作ってあげたいんですよ。

――日本のゲームフリークに対するイメージはネガティブなイメージが先行していると思いますが、「eスポーツ」に参加しているプレイヤーたちはどんな人たちなのでしょうか?

延々とゲームをやっている"ゲーム廃人"というイメージを持っていると思われると思いますが、「eスポーツ」は競技なので、彼らは競技で勝つためにやっている。練習ではフィジカルでアスリートたちがやっていることと同じような練習をしています。ですから、体力、健康、精神を鍛えていて、アスリートのようなストイックさをもっています。なので、甘い清涼飲料水を飲んで、家から一歩も出ずに日がな一日ダラダラとゲームをしているという怠惰なイメージとは、まったく違います。健全性というか青春の爆発というか、一般の人たちには理解してもらえるようになればいいなと思います。

――「eスポーツ」の今後については?

海外では次の世代のスポーツになってしまっているので、若い世代の心を掴みたいなら、これにタッチをしておいたほうが企業にとってはプラスになると思います。年をとられた方にも、「eスポーツ」には、脳の活性化だったり良い面がいっぱいあります。そして50ぐらいの世代は、インベーダーインベーダー、そしてファミリーコンピューターなどで育っているので、産業的にも魅力があると思います。

――最後に一言お願いします

Why don't you access our generation?(笑)

(トランジスタ)