岩田寛選手が米ツアーの下部ツアー、ウェブドットコムツアーの来季出場権獲得を目指して、予選会に出場している。下部ツアーから上を目指す32歳の挑戦を、米ツアーで5年間戦った田中秀道に聞いてみた。
32歳・岩田寛が米下部ツアーに挑戦!あなたはどう思う?
 米ツアーに向けて、下から挑戦するのはいいことだと思います。私もやってみたかったかな、と。目指すのが米ツアーなら、そういう厳しい環境の中からはい上がるのもいいことでしょう。
 私は米ツアーに行ったときは、いろんな芝があるので、毎週のようにどうやって打つのか、と考えさせられました。見て、初めて、バタバタと経験していく感じです。自分では「対応力」と言っていましたが、米国で育った選手はもちろんそうした芝で子供のころからやっているわけで、楽に打ってきます。自分の対応力を磨くことが一番だと思います。
 米国の育成では、スイングはひとそれぞれいろいろあって、要は「コースに向かっていく」スイングを教えていると思います。日本はどちらかというと「箱の中のスイング作り」という気がします。米国は「感性を伸ばす、長所を伸ばす」という指導ですが、日本は「短所をなくす」というようになっていると思います。
 岩田選手のスイングはできているのに、日本では潜在能力にフタをしていたように見えました。シード権を守らないといけないとか、そんな気持ちがあったんじゃないかと。それが米国に行ったら、フタがパカッと開くんじゃないかと期待します。数年前、頼まれて岩田選手を見たことがあるんですが、そのときは「まっすぐ動かさないといけない症候群」になっていました。それで、右の林からフックを打ったり、左の林からスライスを打つ練習を勧めました。「動」の練習といいますか、好きなように打った方がボールを操れるようになるんじゃないかと感じましたので。
 いずれにしろ、厳しいところにあえて飛び込んで行くわけですから、結果を楽しみにしています。

田中秀道
91年にプロ入り。95年フィリップモリス選手権でツアー初優勝。166センチ、68キロの小柄な体ながら、体をフルに使ったスイングで300ヤードを飛ばし人気を得た。2001年に米ツアー最終予選を突破して02年から5年間、米ツアーに挑戦した。04年BCオープン、05年クライスラー選手権で3位が最高。現在は日本ツアー復帰を目指す一方、テレビ解説なども行っている。
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